シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

静養をおすすめします

熱い*1日々が続いてますね。

政府が対応を取らないことで、GOTOキャンペーンはシャレにならなくなっています。

で、安倍首相の健康問題が取りざたされているようです。

 

首相の公務再開「思いが強い」官房長官

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200819/k10012572981000.html

 

繰り返し「休んで」と… 菅氏の進言に安倍首相は

https://www.asahi.com/articles/ASN8L7WGSN8LUTFK017.html

 

 

クソほどに役にも立たず、電通バラマキだとアベノマスクだとか、いらんことしいなので、大人しく静養してもらえばいいと思います。

静養場所として、こちらなんかおススメですね。

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東京拘置所wikipediaの「東京拘置所」より引用)

二度と表舞台に出てこないで下さい。迷惑なので。

では。

追伸:近日中にコメントに頂いたコロナと都市問題の件をエントリーしたいと思います。

*1:暑いよりこちらが合っている感じです

GO TO ?

コロナと長雨に打ちのめされる日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

新しい生活なんちゃら、には全然馴染めないロートルではありますが、そんな私でも鼻白むような話が「GO TO キャンペーン」ですね。

 

高齢、若者団体はGoTo対象外 宴席伴う旅行も「利用控えて」

https://www.at-s.com/news/article/politics/national/787750.html

 

この状況で無理矢理実施するより、観光関連従事者への補償を行い、時期を見て行えば良いと思うのですが、どうみてもコロナ拡大とそれによる一層のダメージ、となるでしょう。第二インパール作戦、の異名に納得しましたが、COVID-19さんも手ぐすね引いて待っているようです。

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GOTOキャンペーンに喜ぶCOVID-19さん

もう、どうみてもGO TO HELL! という感じですね*1

では。

 

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ヘルレイザー:レベレーション(字幕版)

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*1:写真はヘルレイザーのポスターより引用、魔導士ピンヘッドです

アメリカに必要なのは融和ではなく、一層の分断

昨今、日本の政治・経済状況の悪化は著しいことを何回か嘆いてきましたが、アメリカも酷いものです。トランプの思いつきとさえ云えないような行動に振り回され、深刻な状況になっていますね。民主党の政権奪還かトランプ再選か、となると必ず現れる言葉に、(アメリカ)国内の融和、というのがあります。最近だとオバマ氏らまで登場して、寛大と融和を説いちゃったりしてますけど、私はこれには異なる意見を持っているのです。


元大統領4人、米の分断憂う 黒人暴行死で相次ぎ発言
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060400707&g=int


アメリカに必要なのは融和などではなく、いっそうの分断、そして分割です。
というのも、アメリカは“すでに分断”されているからです。


以前、取り上げた金成隆一氏の「トランプ王国」にはアメリカの白人保守層に拡がる“風景”*1が描かれています。そして、その彼らが描く“本当のアメリカ”の姿、ハッキリと分断されたそれは、アメリカが一つではない、ことを示しているのです。



実際に、この姿は現在のアメリカの姿を正確に捉えています。東・西部海岸地域(北部13州やカリフォルニア州など)は民主党が強くリベラルな土地柄。中・南部地域(テキサスやアラバマミシシッピルイジアナなど)は共和党が強く保守的な土地柄。大統領選挙でもこの傾向は鉄板で、両勢力が均衡している州がスウィングステートと呼ばれて大統領選の帰趨を決めるのです。
これらの州を比較してみましょう。

各項目 東・西部海岸諸州 中・南部諸州
政治姿勢 リベラル 保守
大統領選 民主党支持 共和党支持
銃規制 賛成 反対
中絶権利 賛成 反対
宗教 多様 キリスト教
進化論 受容 拒絶
世界像 地球 世界は平坦
LGBT権利 受容 拒絶
男女平等 受容 否定的
ヘイトスピーチ 拒絶 受容
労働権利 積極的 消極的
国民皆医療保険制度 積極的 否定的
社会福祉 積極的 消極的
教育 積極的 消極的(宗教的なものは許容)
温暖化対策 積極的 否定的
国際関係 積極的 消極的
安全保障 多国間主義 単独主義

大雑把に抜き出してみました。実際には州内でもグラデーションがありますし、一つに括れるわけではありませんが、大まかな傾向というヤツですね。
我々がステロタイプ的に思い浮かべる“アメリカ人”とはこれらの集積体であって、テンガロンハットをかぶってブーツを履き、銃を腰にぶら下げるような輩はニューヨークにはまずいませんが、テキサスではありふれていたりします。東・西部海岸諸州と中・南部諸州では社会・産業構造も人々の意識も、信じるものも、大きな違いがあるのです。


アメリカ国内の融和を説く人々は、一つのアメリカ、を強調しますが、これほどのギャップを埋めることは難しい。政策は妥協的にならざるを得ず、問題解決に繋がることは少ない。
アメリカ全体の政策は1970年代より保守的なものになってきました。共和党の大統領が保守的・新自由主義的政策を打ち出し、民主党の大統領はそれに歯止めを掛けようとするが不徹底、という流れです*2


さて、こうしてみると、互いに想像を廻らすことも難しい人々を融和させることは困難でしょう。


人間様はサルが変わった生物などではなく、神が創りたもうたもので、女は男から神が創ったから劣る存在で男に逆らう女は生意気だ。生殖の権利?売女のタワゴト。黒んぼは野蛮で、メキシコ人は盗人で、アジア人はずる賢い。銃保有憲法修正第二条に記された権利で、家族や社会を守るのに絶対必要だ。社会保障医療保険制度?甘えだ甘え。貧乏人は自己責任だし、カネを恵んでやるとツケ上がる。教育だと?聖書に書かれていることだけ教えときゃいいんだよ。世界は丸い?聖書にそんなこと載って無いぞ。勉強したヤツなどロクなもんじゃない。


こういう人たちと融和、っていってもねぇ。


女性・マイノリティ差別が激しく、自分に甘く他人に厳しく、すぐに暴力に訴え、子どもの教育にも不熱心。こういう夫がいる夫妻が「家庭が上手くいかなくて」と言った場合、融和を説きます?
「互いに理解しあえ」だの「協調してやっていかないと」とか言いますか?
離婚一択でしょ。
さっさと別れた方が良いですよ。そうアドバイスするでしょうが。


なので、アメリカは人々の意識も、社会・産業構造も、望む社会像も地域で差があるのですから、その地域で分割してしまった方が良いと思うのです。それぞれの国をどう名づけるかは知りませんが、仮にUSAとCSAにしましょうか。どうせ、かつての名前でもあるのだし。政策も似たようなもんでしょう。それぞれ気に入る政策の側に移り住んでもいいですし。
内戦でも何でも、他国に迷惑を掛けなければ好きにして貰えばいいと思います。
では。

アメリカ第二次南北戦争 (光文社文庫)

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壁の向こうの住人たち――アメリカの右派を覆う怒りと嘆き

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一応、本気にされるとなんなので言っておきますと、安易に融和を説くのは”足して2で割る”ことにしかならない、という話です。

*1:アーリー・ホックシールドが指摘した、白人保守層の主観的アメリカの現状

*2:クリントン新自由主義的という意見もありますが、彼も当初国民皆保険制度の創設を打ち出していました。しかし93年の共和党による下院支配、「保守革命」によって制約され、方向転換しています。銃器規制も同じです。

Black Lives matter!

アメリカの人種差別問題による抗議活動が活発になっていますね。トランプがさらに煽る始末で、クソ野郎に付ける薬は無い、という気分になっております。

先ほどNetflixで「13th」というドキュメンタリーを見ました。Netflixで無料公開されているので、ぜひ、ご覧ください*1

この問題は古くから形を変えながら続く、差別問題と関連しています。

正直なところ、日本においても在日外国人差別女性差別などと繋がるものを感じさせます。我々も他人事と思わず、内なる差別心と戦い、取り組んでいくべき問題でしょう。

しかし、他にも差別問題はある、という話は、問題の焦点をずらすことにも利用されます。次のツイートはたまたま知ったものですが、典型的なゴマカシの例といえるでしょう。

 

大坂なおみさんがこのデモをリツイートしていらっしゃったので、英語でコメントしてきました。
「本当に人権を真剣に守りたいなら、黒人だけでなく、中国で弾圧されているウイグルチベット、香港、台湾、キリスト教徒含めた全ての人権を守るために立ち上りなさい」

 https://twitter.com/Tomo20309138/status/1268686032246980609

 

これに関しては、このツイートより前にビリー・アイリッシュによって指摘されています。

 

 ビリー・アイリッシュ、Black Lives Matterを理解できない白人ファンと大統領のツイートにぶち切れる

例えば、あなたの友達が腕を切ってしまったら、あなたはまずその他の友達全員に絆創膏を渡すことができるのを待つわけ? 全員の腕が大事だからという理由で? そんなわけないでしょ。腕を切ってしまった友達を助けるよね? だってその友達は痛がっているし、助けが必要で、血が出ているわけだから! もし誰かの家が火事になってその家の中に人がいたら、あなたは、消防署に行って、その他の家を全部最初に見にいくわけ? 他の家も全部大事だからという理由で??? 違うでしょ! だって他の家はそんな必要ないわけだから。

 https://rockinon.com/blog/nakamura/194202

 

世界各国、各地域における人権侵害・差別問題に関心を寄せるのはよいことです。でも、それが、全部にコミットできなければダメだ、などというのは、単に問題を矮小化することにしかなっていません。このツイートの方は、わざわざ大坂なおみさんのツイートに英語でコメントを寄せていますが、その割にはビリー・アイリッシュらの意見は見てもいなかったようです。こんなものに同意が寄せられてしまう日本は、やはり差別大国というべきでしょうね。

アメリカの」問題と思わず、自らの社会の問題として捉えるため、この件に関心を持っていきます。

では。

*1:リンクを貼ろうとしたのですが出来ませんでした

悪夢のような民主党政権でよかった

新型コロナウィルス感染(以下、COVID-19と記す)騒ぎで生活が塗りつぶされるような日々が続いていますね。報道はほぼCOVID-19一色。ドラマもバラエティも総集編と称する再放送ばかり。先の見えない状況に苛立ちも募ります。その中で異彩をはなっているのが、安倍政権の振舞いです。
まさかのアベノマスク。そして、それがカビノマスクとなり、なぜ事業を受注できたのかもわからないような企業が登場する始末。マスク不足もなかなか解消されず、何度となく増やすと言明したPCR検査もいつになったら増やすのか。まあ、厚労大臣は検査を増やすことは可能だが、増やすとは言っていない、というごはん論法。各自治体や医師会は政府対応に見限りを付けて独自にPCR検査拡大を検討しています。医療現場にも充分な医療資材が渡っていません。
どさくさ紛れの検察庁法改正に踏み切ろうとするし、自分達がまるで機能しないのを憲法のせいにして憲法改正を訴えるわ、終いには、「絆、敬意、○」などという戯言をしゃべくる始末。
 
『敬意、感謝、絆』…観念的ワードを引っ張り出す安倍首相に立川談四楼が苦言「この総理のどこに危機管理能力を見たら…」

私なら、感染拡大を食い止めるのに必要なのは「カネ、情報、資材」である、と述べますけど。
もし、感染拡大を(本気で)止めたいのなら、検査・医療体制の充実を図り、それに必要な資材・人材を把握して手配し、人々の接触確率を下げるために外出制限を図り、代償としての生活保障を用意する。その計画と目標を明確に打ち出し、市民へ透明性の高い呼びかけを行なう、という形になるはずです*1
しかし、安倍政権が行ったのは、その逆、
検査・医療体制の不足を隠すための検査抑制、資材・人材確保は手を付けず、外出制限は「自粛を要請する」ばかりで補償を打ち出さず、会見ではあいまいな精神論に終始し、概要が頭に入っていないことを露呈し、会見をさっさと打ち切って不安解消に努めようとしない。
こうした政権の様子を見て、何をやってんだ、と疑問に駆られる人々もいるようですが、これが平常運転の安倍政権なのです。今までもずっとそうだったのですが、現在不安に思うような人々は皆、今まで政権の動きを注視してこなかっただけなのですね。
アベノミクスとやらのごまかしや、モリ・カケ・サクラの犯罪行為、外交関係、経済政策、通商交渉、全部、こんな感じです。
その点では疑問は無いのですが、これほどのCOVID-19の危機にありながらも、“平常運転”というのは、恐怖を感じます。
これはつまり、安倍政権の面々は日本における人々の生命や生活にまったく興味を抱いていない、ことを示しているからです。“自粛”によって生活基盤を奪われる人々に対する対応の鈍さ、やたら出し渋る予算、ピント外れの施策、どれも人々の生活に向き合うならば、到底不可能な所業でしょう。それは、この機とばかりに検察庁法改正や改憲を訴える姿にも現れています。
安倍首相は国会答弁等で何度となく、「悪夢のような民主党政権」というのを繰り返してきました。今になると、民主党政権は「悪夢のよう」でよかったな、と思います。
彼らは、稚拙ではあったが、真摯に事態に向き合う態度だけは感じられました。安倍政権には、そのような態度すら無い。悪夢のような、どころか地獄そのものです。
それでも、政権支持率は保たれている、という状況*2第二次世界大戦について調べるたびに、なぜ勝ち目のない、明らかに失策であった戦争を継続したのか、という疑問がありましたが、その答えは解らないものの、そういう状況は実際に起こり得るのだ、という感想を持っております。
 
地獄の釜の蓋はまだ開いたばかりです。今後、どのような状況になっていくのか。
一ついえることは、安倍政権支持者は、政権の命運が尽きると掌を返し、自分達が支持した事実すらとぼけるであろう、ことです。では。

 

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*1:まあ、これは素人の私が考えることなので、抜けはたくさんあると思いますが

*2:アメリカでもトランプ政権の支持率は同程度なのを見て、ヒトの集団には一定割合こういう連中が湧くのだな、という感想を持っている

木の葉を隠すなら森に隠す、森が無ければ?森をつくればよい

#検察庁法改正案に抗議します
というツイートが大きなトレンドになっていることがメディアでも取り上げられました。

常日頃“政治的な発言はしない”芸能人*1らも連なる事で共感、中傷が入り乱れているわけですが、この問題を矮小化したい連中がいつものように湧いて出ております。
いわく、「国家公務員定年延長に伴う措置であって、取り立てて騒ぐようなことではない」
まあ、問題の発端が、特例措置によって黒川“アベポチ” 氏の定年延長を図ったこと、という部分をスッポリと抜かした論なので、相手にするには値しないものです。
この、自分達に都合のいい番犬を温存するための取り計らいを取り繕う(そう、安倍政権の行動に一貫しているのは常に取り繕う態度ですが)ために、国家公務員定年延長に検察官定年延長をくっつけてきた経緯は、朝日新聞の記事に時系列的に整理されているので、そこから詳しく見るのが判りやすいでしょう。

黒川氏定年延長、不透明な経緯 検察庁法改正案の問題点
https://www.asahi.com/articles/ASN5C7GG8N5CUTFK01R.html

一例を挙げれば、森法務相の「福島では東日本大震災で検事がまっさきに逃げ出した」発言は、なぜ急に、それも決定経緯も無い口頭決裁で、従来否定されてきた検察官の定年延長という重大事を決めたのか、という質問に対する中で出てきたものです。
この問題は、すべからくデタラメばかりなのです。

「震災で検察官が逃げた」森法相が発言撤回 国会紛糾
https://www.asahi.com/articles/ASN3C5DK5N3CUTFK01B.html

さて、この取り繕いで想像したのが、古典ミステリーの傑作、ブラウン神父シリーズで出てきたエピソードです。今回のエントリーのタイトルでもあります。
単独だと目立って指摘されてしまう事柄を隠すにはどうしたらいいか。それがあっても目立たないところに紛れ込ませれば良い。でも、その紛れ込ませられるところがなければどうするか?その状況を作り出してしまえば良いのだ。
ミステリーの中身を説明するほどヤボではありませんから、「STAY HOME」中にでも読んでみてください。

 

実際に行われた事件もあります。「竹槍事件」です。
詳細は幾らも資料があるので、そちらを読んで貰えばいいのですが、簡単に説明するなら、
第二次世界大戦中、東条英機が自分を批判した(とみなした)新聞記者に激怒して徴兵、死地へ送り込もうとした。しかも、記者と同年齢(37歳!)の人々を適当に選出して徴兵し、それが懲罰的と見なされるのを避けようとした、というヒドイ話です。
徴兵された記者は海軍の庇護により命を長らえましたが、とばっちりを喰らった老兵たちは硫黄島で全滅しています。
蒲生邸事件 (文春文庫)

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これも、クソウヨ達の言葉を借りれば、「戦局変化によって徴兵年齢が上がっただけ、たまたま記者も含まれていたのだ」みたいになるでしょうか。
安倍政権は飼い犬の取り繕いに留まらず、検察人事に積極的に関与して政権の腐敗をアンタッチャブルなものにしたいようです。行動するなら今です。では。

*1:それはそれで問題だとは思うのですが。本来、民主主義国家においては、誰もが政治的問題に関わるのがあるべき姿なので

ロックダウンしなくても不要不急の外出を抑える方法

久しぶりの更新でございます。

酷いことが起こりすぎたうえ、年度末まで忙しかったので更新が出来ませんでした。もともと、小さなお店でワイワイ呑むのが好きなので、現在の新型コロナウィルス問題はストレスが溜まります。しかも、布マスク二枚が配られる、とのこと。日本を逃げ出したくなりますが、逃げ出すことも受け入れてもらうことも出来ないわけですね。

 

で、コロナウィルスのパンデミックを抑えるには、”不要不急の外出”を止めさせなくてはなりません。そこで、こんな方法はいかがでしょう。ざっと、100憶ぐらいで外出を抑えることが出来るアイディアです。それは、

 

二週間ほどの期間を設けて、全国から無作為に抽選して100人選出する。そして、その人の住所を担当者が訪問して、在宅していれば1億を受け取ることが出来る。いなければ権利を失う。これは、始める前に広報して、全国に周知を徹底する、というもの。

 

諸経費もさほど掛かりませんし、100億程度ですから、布マスクよりはだいぶマシだと思います。

もちろん、私は全国への給付は必須で本筋だと考えますが、併せて行うことで、外出する人を減らすことが出来るのではないでしょうか。この考えいかがでしょう?

では。

 

追伸

個人的にはカミュの「ペスト」よりも、小松左京の「復活の日」の方がしっくりします。途中、皆が漠然と、このパンデミックにも終わりがくる、と楽観的な予想をしている描写があります。たしかに、どんなものにも終わりはあるのですが、どのように終わるのか、は判らないのですけどね。他にも、示唆に富むエピソードがあるので、読んでみることをお勧めします。

くじ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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