シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

仕事でナノテク展へ行った。
会場のブースの数は去年より更に増している。
倍は出展してるんじゃないか、と知り合いの出展企業に聞いた。
かなりの数が微粒子系、CNT(カーボンナノチューブ)である。
バラ色の未来が開けているような展示は当然なのだが、ナノ材料に関する毒性問題は避けては通れないだろう。
早い内に指摘されている分、水俣病有機水銀)問題よりマシなのかも。
 
しかし、毎回ビッグサイトへ行く度に感じるのだが、
お台場を含めた周辺は、官僚が考える”理想の都市像”何だろうか。
広い道路、高速道路、ポストモダンで巨大な高層建築、人工海岸、新公共交通、わずかばかりの緑。
いたる所に人工的な何かを見ずには済ませられない。
すべてを統御せずにはおれない、という官僚の意志がそちこちにのぞく気がする。
戦後日本の都市計画には旧満州国テクノクラートの構想が色濃いと聞く。
すると、思いっきり開けた埋め立て地で行われた都市整備は満州国の再現と云えなくもない。
これが、この国の、地方都市の進もうとする未来像、理想像なら、
そんなところには住みたくないなぁ。
 
今後、書いていこうと思うテーマ
・環境論 初心者でもとっつきやすい形で。
・オススメの環境技術 包括的説明を加えながら。
・まちづくり論 環境論に絡めて。
・歴史 思いっきり偏った解釈で珍説を。
・映画評論 まっとうな映画評論は無理。
・自転車 通勤とポタリングに関して。
 
自転車通勤 今日の走行距離 往復で16km 出張なので大して走ってない。
若干、春っぽさを感じる。