シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

訃報

米原万里さん。軽妙な文章と重い内容、エッセイも小説もどちらも素晴らしかったので、夭折が残念でならない。飼ってらした猫たちはどうなるのだろう。

ロシア語通訳として国際会議やテレビの同時通訳で活躍、ユーモアあふれるエッセーなどでも知られた、作家の米原万里(よねはら・まり)さんが25日、卵巣がんで死去した。56歳だった。葬儀は親族で済ませた。「友人葬」を予定しているが、日時、場所は未定。自宅は公表していない。

             (朝日新聞5/29付けより引用)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実」、「オリガ・モリソヴナの反語法」は非常な傑作だ。
もっともっと素晴らしい作品を読みたかったよ。


ナンシー関中島らもさんとか、本当に残念な夭折が増えてきたように思うのは、自分が歳を取ってきたからなのかな。