シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

懐かしの駿遠線

昨日は、御前崎市の市立図書館で開かれた「駿遠線」の展示を見に行った。
駿遠線はかつて日本最長の軽便鉄道と言われ、藤枝市大手(藤枝大手)から国鉄袋井駅(新袋井)までを繋いでいた。自動車社会到来により乗客が減り、次第と廃線になった。最後まで残った区間も自分が生まれてすぐぐらいに廃線になっている。
地域によって差はあるが、路線跡が残っている場所や自転車道として利用しているところもあるので、今までも興味を持ってきた。自転車道を走ったり、廃線跡を探しに行ったりはもちろん、あちこちで展示などを見に行ったり、研究書籍などが出ると集めたりしていたので、今回も見に行くことにしたのだ。
そのまま行くと大して面白くないので、島田大橋から牧ノ原へ上がり、大きく迂回して菊川へ降り、菊川沿いに下って旧150号線に出て、池新田の御前崎市立図書館へ向かった。

島田大橋は島田側から渡ると、天を駆け上るような気分になれる。意外に端と端の高低差が大きいのだ。牧ノ原側につくと、向きを変えて金谷方面に進む。左右に茶畑の広がる道を進むのは愉しいかと思ったらとんでもなかった。一斉に農薬散布の日だったのだ。それにしても、ゾッとする。茶葉は摘んだ後に洗ったりしないから、あの農薬は茶と共に口にはいるわけだ。散布する人たちはもちろん完全防護状態で行っている。暑いのにご苦労なのだが、農薬をこれほど使うのはどんなもんだろ?

ちょっと長くなりそうなので、続きは後日。

軽便の思い出―日本一の軽便鉄道・静岡鉄道駿遠線

軽便の思い出―日本一の軽便鉄道・静岡鉄道駿遠線

追記:写真は牧ノ原で見かけた、手作り巨大こけし