シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

技術戦略マップ2006

仕事で経済産業省の技術戦略マップに目を通した。内容はいかにも官僚的作文の羅列でしかないが、気になったのが彼等の描く未来想像図。


どうにも、古くさいイメージが抜けない。昔見た「未来想像図」のアイテムだけをそのまま現在の技術トレンドに合わせた感じ。
結局のところ、20世紀中に起きた「人間の技術で自然(環境)を好きに改変できるわけではない」という認識変化は経済産業省の官僚には起きなかったようだ。


ナノテクでもバイオでも同じだが、「人間が何もしないのが理想」的な発想から離れたらどうか。まあ、自分たちの存在意義に関わるんだろうね。

『技術戦略マップ2006』の策定について 報道発表(METI/経済産業省
http://www.meti.go.jp/press/20060428011/20060428011.html