シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

無題

事件を取り上げるマスコミやコメンテータ、ネット界隈の有象無象に関しては批判的ではあるが、被害者遺族に関しては非難するつもりなど無い。彼等がどんな言葉を述べようとも、それは彼等の権利であり、彼等の自由だ。それが叶えられるかどうかは別の問題だが。


それでも、遺族の言葉はただただ悲しい。ひたすら悲しい。
死した者は還ってはこない。万古不変のさだめだ。


死した者達が願うのは、生きた愛する者達の幸せ。


加害者の死を願い、死刑台に送り込んで、遺族は幸せになれるのだろうか。
死した者達は微笑みかけてくれるだろうか。
本村さん達遺族には幸せになって欲しい。不幸や悲しみの分だけ幸せになって欲しい。
だから、被告を死に追いやる事を願う姿は見たくないのだ。



弟を殺した彼と、僕。

弟を殺した彼と、僕。