シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

こんな街に住んでみたい

世界の注目を集める最先端のエコロジー住宅地(前編)

●2007年末、いよいよソーシャル・エコロジー住宅地、ヴォーバンが完成を迎える。舞台は環境先進国といわれるドイツのなかでも、とりわけ先進的な都市フライブルク。既に計画策定作業の段階からドイツ国内はもとより、世界から大きな注目を集めている。
●その理由は、「拡大住民参加」「学びながら進化する都市計画」「マイカーを極端に減らし、自転車と徒歩交通を推進するカーフリー構想」などの施策に加えて、ここで述べる「エネルギーコンセプト」や後編で紹介する「緑のコンセプト」など、各分野において持続可能な社会を構築するための新しい取り組みが住民主導で行われているからだ。
●ヴォーバン住宅地は軍用施設の跡地38haをフライブルク市が開発した。最終的には5500人の住民が暮らし、600人分の職場が生み出されるという。ここでは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が、特別な対策をしなかった場合に比べて、およそ6割削減される見込みだ。
環境保護に関する技術は、日々進歩している。住宅地にこうした新技術を導入するにあたっては、住居一戸というミクロの視点での環境保護と、住宅地や社会というマクロの視点での環境保護では、対立するケースが出現するという認識を持たなければならない。
●皮肉なことに、技術革新によって「環境保護VS環境保護」というケースは多発するのである。このあたりをヴォーバン住宅地で行われたエコロジカルな住宅地開発を参考に検討してみたい。
●すると、個別の環境対策を強化し、最新技術を導入するだけではなく、国家や自治体という単位で効率的なエネルギーコンセプト、マスタープランを作成する必要性があぶり出される――。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/report/071127_freiburg01/


ハッキリ言って、これは凄い。
ドイツの環境対策は世界一ィィィイイ!! COP3を基準にイイイイイイイ…このヴォーバンの街は作られておるのだアアアア!!


とりあえず、「コンパクトシティー」「温暖化対策」「パッシブソーラーハウス」などに興味のある方は覗いて欲しい。ドイツが場当たり的な発想や技術ではなく、社会構造の変更までを検討し、トータルで対策に取り組んでいる事が判る。後編も楽しみだ。