シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

他人の事はいえない

Apemanさんのところのグリフィンさんのコメントでショックを受ける。


「ありえない」論法と否定論存続の背景(Apes! Not Monkeys! はてな別館)
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080108/p1#c1199779107

グリフィン
 私は不勉強なもんで、否定論の「原型」が東京裁判の弁護側主張の段階でかなり出そろっていたことを、
笠原さんの「南京事件論争史」を読んで初めて知りました。
田中正明さんの否定論は、すべてオリジナルってわけではなかったんですね。


実は、自分も「南京事件論争史」を読んでいてギョッとした。以前にこう書いたことがあったからだ。

今に続く「南京の人口は20万人」だとか、原爆との関連づけの原型、をここに見ることができる。

この現在に続く「南京事件否定の根拠」は「南京事件の総括 虐殺否定の十五の論拠」にほとんど登場する。

しかも田中の否定に用いた手法は、実はホロコースト否定論を利用したものだった。人口の問題、写真の真偽、文章の表現、いずれもホロコースト否定論でお馴染みのものばかりだ。

オリジナル・南京 南京事件否定論者の素顔
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20070209/1171010282


うーむ。訂正すべきかどうかで悩んだが、ホロコースト否定論にも共通する手口であるのは確かなんだよなぁ。でも、オリジナルは東京裁判での弁護側主張に含まれている、との事だから、ハッキリと間違いであります。
バカ丸出しの不勉強をさらけ出し、ということで反省のために消さずに残しておきましょう。
失敗怖れて腰が引けるのも何だから、これからもバンバン“間違え”ます。仮借のない突っ込みを期待致します。