シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

自滅した稲田朋美

いきなりの事態急変。まさか、当ブログを読んでいたわけじゃないでしょうね。場末のブログの主張に乗っかるように、撮影許可した内容をねじ曲げられた、なんて主張するなんて、恥の上塗りですよ。靖国神社どの。先だってのブログで、「大親分」に仮しましたけど、どちらかというと金子信雄東野英治郎の演じた役だったようです。


さて、この一連の騒ぎで稲田朋美らが散々叫んできた「助成の正統性を問うただけだ」という主張に根拠が無かった事が明らかになりました。バカですねぇ。
だいたい、文化庁の助成に問題がある、というなら事前の試写なんて行う必要はまったくありません。既に支出されてるんですから。映画公開のあと、ユックリと問いただせば良かっただけの話です。公開前に、それも身内でコッソリと、というのは、明らかに恫喝目的。あわよくば上映中止に持ち込むことが目的だったんでしょう。


刀匠による撮影許可の話も同じです。
脅しをかけた、と批判されている有村議員ですが、彼女の話はまったくおかしなものです。
なぜって、何故、彼女は刀匠の家に電話したんでしょうかね。知人から聞いて、と云ってますけど、刀匠のお宅は高知県。有村議員は参議院比例区で、地盤は滋賀県です。彼女が刀匠に電話をしなければならない利害関係はまったくありません。
映画の助成が問題だ、というなら、出演者に電話をする理由は何一つありません。
もちろん、映画上映を中止に追い込みたい、のなら別ですけどね。
結局のところ、連中の策謀が浅かったのか、言い訳が間抜けだったのか、中国や北朝鮮も真っ青の言論統制を布こうとしていたことが明らかになっただけです。


監督達は当該部分の削除に反対するでしょうが、むしろ、その部分をハッキリ唱えばいいんじゃないですかね。
シーンの途中で画面が暗転。黒い画面には「靖国神社から上映許可取り消しのため、カット」と、元カットと同じ時間だけ流しておく。他にも「稲田議員よりの恫喝によりカット」とか。ジョン・ケージみたいですね。えげつなさが鮮明に出て面白いでしょう。ノーカット版とかディレクターズカット版とか、まあ、争ってみても面白いかもしれませんが。
おかげといいましょうか、映画宣伝には繋がったようです。私もこの件でハッキリと『靖国』を支持することにしました。DVDが出たら買うとしましょう。
おとくなセットはありませんかね?「南京の真実」と合わせたセット、とか。

ジョン・ケージ(紙ジャケット仕様)

ジョン・ケージ(紙ジャケット仕様)