シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

シートンは見た!

わたくし、G.W中におそらく“残り生涯で二度と見ることが出来ない”ものを見てしまいました。
自転車で走っている途中、道の傍らでなにやらモソモソ動く生き物。猫か?と思ったけど、シルエットが違う。ネズミにしてはでかすぎる。
で、近づいてみると、なんとイノシシの子供、野生のうりん坊です。
近づくと草むらに逃げ込みますが、こちらを見ています。そろそろとカメラを取り出し撮影したのが、下の写真。草が邪魔ですが、いちおう写ってます。




もっとアップに出来れば、と思いましたが、近づけば逃げますし、なにより怖ろしかったのが、“コイツらの親はどこにいるのか?”ということ。ウリ坊に気を取られている内に、後ろからどつかれたらシャレにもなりません。周囲に気を配りながらシャッターチャンスを狙う、という中途半端な態度で取れたのが写真の数々。それでも、一応つぶらな瞳と背中の模様は見えてます。見えますよね?
意外というべきか、ウリ坊達はブヒブヒ、とか、ブーブーとかまったく声を立てません。ただ、草むらでガサガサやったあげくに姿を消しました。


目撃地点については説明しません。捕まっても可哀想ですしね。秋には畑を荒らす可能性もありますが、そのころは模様も消えて、小ぶりな若イノシシに育っているでしょう。
なんか、シートンの名に恥じない出来事に出くわした気分です。