今週は、リスナーの皆さんの「忘れようとしても思い出せない映画」として、『コンバット/恐怖の人間狩り』についてお話しします。
主人公クリフ・ロバートソンは家具屋の経営者だが、兵隊の頃が忘れられず、他の兵隊仲間たちと毎週末に狩りに出かけるのが唯一の趣味だった。
ある日、彼らは狩場で、別のハンター集団と出会った。相手は一瞬、こちらを睨んだ後、いきなり銃撃してきた。ヘンリー・シルバ(!)は反射的に撃ち返して、相手のハンターの眉間を撃ち抜いてしまった。次の瞬間、双方激しい撃ち合いになり、平和なアメリカに戦場が蘇る!
(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記)
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20080828
オレも町山さんに「忘れようとしても思い出せない映画」として、これをメール出そうと思ってた。出そうとして忘れてたけど。でも、この紹介見て、深夜TVで見て愕然とした映画がコレだったことを確信したよ。
以下ネタバレあり
この映画、なんか鬱陶しいオッサンたちが、狩り、というか戦争ごっこやってて、同類の連中と揉めた挙げ句、「連中、ぶっさらすぜ!」と、仲間総動員で出掛けていく、ところが相手は圧倒的な多数を潜ませていた。で、この部分がラスト。いきなし、主人公のオッサン達がドカスカ撃たれてくたばっていくところでおしまい。それまで延々とダラダラストーリーが続くんで、いい加減飽きたところに「トラウマ注入!」。
テレビの安っぽい地方局アイキャッチャーの上に、呆然とした自分の顔が写っていたのを思い出す。
オレもバカ映画ばっかり見ていたなぁ。