シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

辞書くらい引け


【コラム・断】伊藤さんの「義」と「善意」 - イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/dan/175735


via:黙然日記さん
http://d.hatena.ne.jp/pr3/20080904/1220540319


大月ひでぇな。これで本当に大学教員なの?

ボランティア、なんて呼ぶから心得違いも出る。かつては「義勇兵」と訳されていました。「義」に勇む。いい表現じゃないですか。こういう翻訳を可能にした明治時代の日本人ってのは、まっとうな国際感覚してたんだなあ、と思います。


高樹沙耶さんの時も同じような主張していたバカがいたが、それと同レベル。
なぜ、辞書で近くの言葉を調べないかな。


voluntary:自発的な〜 、進んで行なう
voluntarism:主意説 意志を知性の上位に置く


ここから判るのは、volunteerに「義勇兵」の意味があるのは、「自発的=義勇」の部分であって、「兵」の部分では無い、ということ。明治時代の訳語が「義勇兵」であったのは、時代的背景や自発的活動と慈善事業の差が理解されていなかった事があるだろう。こんな言葉で人を貶めようとは。