シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

雨上がりの夜空に

忌野清志郎さんの話も下火になってきたので、ちょっと述べる事にする。
自分にとっては、もちろん忌野清志郎といえば好きなミュージシャンであったわけだが、それとともに自転車乗りとして尊敬していた。


清志郎さんの「沖縄リベンジ自転車旅」動画配信
http://www.bepal.net/h_0503kiyosiro/index.html


自転車盗まれたりという話もあったり、キューバを走ってみたり、自転車を始めたのも遅かったのに気合い入ってた。


自転車とロックミュージシャンは似ているところがある。
自分の力で走らなければならない。走り出さなければ立つ事も出来ない*1。そして、走り出せば行き先は自分次第。逆風にあっても、雨に打たれても、熱くても寒くても、それさえ自分自身だ。


自分は雨の日に自転車に乗る事は無いが、出先で雨に遭ってしまった時などは、なぜか「雨上がりの夜空に」を口ずさんでしまう。



このエロい歌も、自転車でずぶ濡れの時には自分の体に話しかける歌になる。
「まだ、オレ、走れるかな?」
ちょっと熱っぽい体が、もう少しいける、と答えを返す。


止まない雨は無いとも。それが遅くなったって、その時は輝く星が散りばめられた夜空が見えるさ。

*1:これは象徴的な意味で、自転車で静止して立つ技術はある