シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

内藤選手大丈夫かな?

先日の試合、極めて不愉快な試合で、“亀田はポンサクレックにぶち殺されればいいのに。”くらいな気分だったのだが、ちょいと試合中から気になることがあった。


内藤選手はいつものように頭を振りながらフェイントを交えて飛び込む、というスタイルだったわけで、亀田があまり軽快とも云えないステップで距離を取ろうとする、で、離れ際に左を出す、これがことごとく当たる。しまいには鼻が折れて人相が変わるほどになった。が、見ている限り、以前の内藤選手なら避けられないようなパンチじゃなかったので、なぜこれほど被弾するのかちょっと不思議だったのだ。


似たような兆候は前の試合でもあった。挑戦者熊朝忠のストレートを結構被弾して、ダウンまで奪われていた。「なんか距離が掴めてないなぁ」とその時思った。


で、亀田戦で見る限り、内藤選手、右目があまり見えていないんじゃないだろうか?(内藤選手の)右から来るパンチに反応し切れていない。左からのパンチには反応しているのに。頭を振って飛び込む時もしきりに左ジャブの出所を見定めようとしていた。で、調べるとこんな話があったのね。


視力低下気になるが…内藤はV6へ自信(デイリースポーツonline)
http://www.daily.co.jp/ring/2009/11/25/0002538397.shtml

WBA世界フライ級タイトルマッチ」(29日、さいたまスーパーアリーナ

 予備検診が24日、都内で行われ、王者・内藤大助(宮田)は万全を強調してV6を誓った。

 内藤には余裕と落ち着きがうかがえた。プレッシャーものしかかるが、大一番へ気負いはない。「負けているようじゃダメ。そこはプロ。はね返そうという気持ちは持っている。体調もすごくいい」とクールに話した。脈拍も44という、こちらもスポーツ心臓で「走り込みの成果が出た」と胸を張る。減量も順調だが、気になるのは視力の低下だ。

 昨年まで左右とも1・2〜1・5をキープしていたが、今年5月の熊朝忠とのV5戦から低下。今回も右0・9、左1・0で数値は戻っていない。胸厚も19・5センチと、初めて20センチ台を割った。

 年長世界王座防衛記録を更新する35歳の王者は「スタミナも伸びていると思う」と、体をムチ打つ。だが「老化は目から」とも言われ、酷使してきた体に衰えが見え隠れする。


実際には0.9どころか、0.5近くじゃなかったのかな。
内藤選手、頑張って欲しいけど、もし視力が落ちているのなら無理はしないで欲しい。


敗れた内藤大助「もう1回やりたい」 現役続行へ意欲
http://www.asahi.com/sports/update/1202/TKY200912010543.html

WBCフライ級タイトルマッチで亀田興毅に敗れた前王者の内藤大助(35=宮田)が、現役続行に意欲をみせている。ボクサーとして高齢の内藤は11月の世界戦で敗れた直後は「まだ決めていない。ゆっくり考えます」として進退を保留していた。

 内藤は1日、宮田ジム宮田博行会長らと会い、今後の去就について話し合った。会長によると、内藤は「家族がいるので続けていいものか」と最終結論を保留しながらも、「やりたい」という意欲を伝えた。

 さらに、別の関係者も「内藤は『もう1回やりたい』と話していた」と言った。

 宮田会長は「試合後に受けた精密検査の結果を待ち、現役を続行する場合には、会見を開くなどしたい」と話した。

 内藤は11月29日、亀田興に0―3の判定負けを喫し、6度目の防衛に失敗。2年4カ月守った王座を手放した。