イタリアの変態はイタリアに返すのがスジだよな
(笑う大天使)
こんばんは。最近暇無し金無しのシートンです。
前回のエントリーの続編を書く前に鳩山政権のバカッぷりがさらに目立つようになりました。
しねばいいのに。
さて、抑止力大好き、パラノイヤの皆様メインにお答えしていきますね。
つうこうにんさん
名護市政が転換した今でこそ、北マリアナ議会の誘致決議などというニュースがあるわけですが、5年近く前にすでに宜野湾市長がこの種の働きかけをしているんです。
こうした働きかけが無視されている現状にはハラが立ちますね。
えー?! わたしがいつ「沖縄の海兵隊は日本のため」って言いましたか? 言ってないことを捏造しないでくださいよ!
えー?! わたしがいつ“「沖縄の海兵隊は日本のため」って言いました”って書きました?書いていないことを捏造しないでくださいよ。
私が書いたのは、海兵隊が撤退したくらいで、「抑止力が無くなる〜」「中国に侵略される〜」と叫ぶ連中について書いたら、あなたが
シャドウボクシング。
そんな人見たことありませんが、誰ですか。
と書いたんでしょうが。だから、抑止力フェチは(シャドウ扱いした)あなたに抗議すべきだ、と書いたんですよ。逆にとってどうするの?私はそもそも海兵隊は不要、といってるんですよ?読解力が無いにもほどがあるよ。
別に?既に書いたように中国が台湾攻略など軍事的にも不可能だし、そんな必然性も無い。だいたい中台戦争があっても日本の「シーレーン」には関係がない。日本はそもそも台湾を独立国として認めていないから、中国が日本の交易を妨害することは無差別通商破壊行為にあたる。そんな行為に踏み切る必然性が乏しい
まあ、キミは
だから米国は中国の台湾へ大規模侵攻など想定してません。米が台湾有事で想定しているのは、小規模部隊による断首作戦。その対抗策として効果的なのが海兵隊投入です。要求されるのは機動性であり物量ではない。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100505/1272991806
とかいうヨタ話に傾倒しているようなバカだからお話にならないのだが、それはまた後ろで批判しておく。
さて、デバッグの続き。
ぜんまいさ侍
「国共内戦後」何十年前のお話ですか?
>航空戦力において大きく引けを取り、制空権を握れないからだ
最新の中国海軍の航空戦力をアップデートしていますか?
通りすがり
金門島事件は1958年の出来事です。そのときの結果をもとに中国軍なんてダメな連中だと評価するなんて、日露戦争当時のロシア人が、あいつらペリーの黒船にびびってた連中ですよと日本軍を評価するのと同レベルの笑い話ですな。
バカに磨きのかかった連中だなぁ。むしろ現在では戦力差は開いているのだよ。1958年当時の航空機に比べて、現在では電子兵装が勝敗を大きく分ける。東側と西側ではこのエレクトロニクスとアビオニクスの差が大きく開いたのは常識なんだけどね。ロシア製航空機とアメリカ製航空機では戦闘能力にエライ差がある。制空権は数を揃えればいいって話じゃないよ。
影羅
現在の中国には日本を侵略する能力は無いけど、中国は狂ったように軍備を増強してるから、将来的には侵略能力を手に入れることは間違いない。逆に日本は少子化や経済縮小で軍事的にも細っていく・・・それに、侵略は軍事だけじゃなくて、外国人参政権獲得とか、いくらでも手段はあります。
なんか、書いている内容に矛盾が複数ある、というのはなかなかに凄いな。
・中国が狂ったように軍備を増強するのは、圧倒的優位にあるアメリカに対抗するためだよ。つまり、冷戦時代と同じ不毛な軍拡競争に踏み込もうとしているのだ。であれば、こちらが対抗して軍備を備える、なんてのは愚の骨頂だろうが。むしろ、相互軍縮を進めるべきだろう。
・少子化と経済縮小し、資源もない国にわざわざ侵攻する理由があるのかよ。
・軍事だけでなく侵略仕掛けてくる、なら海兵隊関係無いじゃん。
silver_plasmon
中国の目的は原子力潜水艦の活動領域の拡大です。BLOGOSは玉石混合ですけど、ちょっとこの記事のレベルは低すぎると思いました。
さらに海兵隊関係無いじゃん。
付け加えるなら、現在では原潜の活躍などムリムリ。冷戦終結前からアメリカは音響探査網を構築していたのだが、現在の電子技術の進歩は原潜のようなどでかい音がする航行体を苦もなくトレース出来る。冷戦終結時のコンピュータの性能と現在の性能を比較してみるといい。FFTアナライザーなんかも数万円で買える世の中じゃ、原潜の航行なんて真っ裸で渋谷を歩くようなものだ。
田中
台湾はすでに公安とマスコミが中国資本です。この人タイの内戦の背後にも中国資本があるのも知らないだろうなあ。完全な中国寄りの朝日ですら社説に「中国の軍事戦略を政治や経済や宣伝などの手段も駆使して権益を拡大する」と警戒しているのに。2〜30年後には中国の軍事力は日本の50倍以上になり米国も抜くという欧州の予測についてもそんなことはありえないと無視しているんでしょうねえ。
だから、侵攻しなくても中国の傘下に下ってンだろ?(台湾人に殺されそうだな)。じゃあ、海兵隊も米軍も関係無いじゃん。必要な手だては別にあるんだろ?ま、オレはそんなパラノイヤ気味な話には付き合えないが。
それから、「2〜30年後には中国の軍事力は日本の50倍以上になり米国も抜くという欧州の予測」ってのは、一つには現在の伸び率をそのまま挿入した結果でしかない。くだらん。もう一つは、中国はじきに人口減少に突入する、ということ。
ねとうよ
うん。アメリカの航空戦力・海軍があることは抑止力として効いたと思うよ?で、海兵隊がなんだって?
チベット、ウイグル、南モンゴルの歴史を知ってます?1988年3月14日に起こった中越スプラトリー諸島海戦も知ってますか?
http://www.youtube.com/watch?v=LCHULytV1PE
バカだなぁ。時代を良く考えろよ。1988年当時は「冷戦末期」だぜ?中国の侵略、の意図があるような話だったら、アメリカが黙っているわけがないだろうが。実際にはスプラトリー諸島の帰属をめぐってはそれ以前からそして現在に至るまで揉めっぱなしなんだよ。
冠さんの
>朝日も毎日も米軍の手先に成り下がった事実を報道すれば米軍の手先とか大笑いですw
ブログ主や、左の人はもうちょっと現実を見た方がいいですね。
海兵隊が抑止力、なんてのは事実じゃないよ。現実、というのは、沖縄の人々にしわ寄せがいっている、という事だ。
時々拝見さん
台湾海峡、上海などからの航路の近くなので、無用の緊張こそ日中台にとって損です。特に中台へ新幹線輸出などしている日本にとって。中国が中国への航路の脅威になりますかねえ?
すでに中国が侵攻する必要自体無いんですよ。香港やマカオと同じ形式を取ればいいわけですから。
たとえ離間するにしても、それには段階というものがあるわけで、海兵隊のヘリが支援も無しに押っ取り刀で駆けつける事には成り得ないわけです。
近畿の野次馬
>中国の軍事費の増大も、あくまで平和のためであって戦争のためではありませんよね。
経済発展による物価の上昇&人民解放軍将兵の給料上昇も忘れてはいけませんね。
そういえば、日本の軍事費増大を非難する人に対してやたらと「ありゃ人件費が多く占めてるから中朝に対抗するには不十分なの!」と主張する人が一昔前はネットでよく見られましたね。
まぁ、私は中国だって軍縮すべきだと思いますよ。でも、どちらが軍事力を持っているか、といえばアメリカ・日本側の方があるわけです。自分たちの姿がどう捉えられているか、を承知しないバカは度し難いですな。
くま(仮)さん
チョット変換ミスが。
「責められる〜!」→「攻められる〜!」ですね。たぶん。
しかし現行ママでも味があってよい気がいたします。
しまった。どんなプレーをしているか性癖が明らかになってしまった!www
お言葉に従ってそのままにしておきます。御指摘感謝。
satohhideさん
テニアンのチャモロ族は沖縄の人たちよりもっと悲惨な歴史があるよ。なにせいったんスペインに強制移住させられ、無人島になったことがあるくらい。チャモロ族はグアムでも先祖の土地を返せと基地撤去運動している。日本人でないから関係ないというなら、まあいいけど。
ま、グアム再編後、にさらなる軍縮を進めるべきですな。で、どちらを選ぶか、なら沖縄の負担軽減を望みます。
さて、ktasakaのいう台湾の話は
usi4444 id:ktasakaさん。 断首作戦の対応策って、これに載っている海兵隊300名NINJA作戦のことですか→ http://flurry.g.hatena.ne.jp/flurry/20100110
だよね。
これについていえば、“お話にならない”としか言いようが無い。
・どうやって、中国の特殊部隊が台湾まで到達できるの?台湾の防空網舐めすぎだろ。
・どうやって、台湾首脳部の居所・警備体制を把握するのだ?台湾の防諜体制舐めすぎだろ
・どうやって、台湾首脳部を制圧するのだ?台湾の警察体制を舐めすぎだろ
・首脳部を押さえたら台湾全土を制圧できるって、台湾の危機管理体制舐めすぎだろ
で、そんだけ台湾の防衛体制を嘲笑う事の可能な中国特殊部隊が、支援体勢もなく押っ取り刀で駆けつける海兵隊にはあっさり退けられてしまうと。
くだらん。
たとえ中台が対立状態になっても
・基本的に制空権争いになる
し、
・上陸戦闘が必要なら海軍・空軍との連携が必要
だから、沖縄に置かなければならない事情、などありえない。
これは、尖閣諸島や北朝鮮対策に関しても同じ。
逆にいえば、沖縄に置かなくてはならない、という理由が、「日本防衛」であったり、「邦人保護」「台湾防衛」「尖閣諸島防衛」「中国特殊部隊対応」「北朝鮮対応」と「多目的」という事は、ムダ公共事業の多くが「多目的〜」とされるのと同じ。多目的ダムとか多目的ホールとか。
結局、置くことに(造ることに)目的があり、理由は何でも構わない、ということだ。
まぁ、軍というのも一種の公共事業の一種だからな。単に「軍事」が「現実」である、という発想で思考停止しているにすぎない。
たとえ「軍事」「防衛」が「現実」だとしても、それなら「現実」を変えろ、とオレは主張するね。
現実は変えられるのだし、変えていかなくてはならない。とりわけ現実が不条理な負担を押しつけているのならね。
参考:
鳩山さんこれを読め(憲法集会 伊藤千尋さんのお話)世界は変わるのではない、人間が変えるのだ
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100511/1273510972
こういう人が何人もいた。そういう力が今のアメリカを変えたんですよ。年月がたったから独りでに変わったのではない。アメリカを変える人がいたから変わったんです。
「仕方ない」と言う奴が世の中を変えたためしはない
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20091207/1260196730
あんたのその「常識」が支えてるのは、そういう社会なんだよ。だから「ボクの考えた自衛手段」でどや顔なんかしてないで、差別を無くそうって本気で思ってくれよ。思うだけでもいいから、せめて「差別があるのは仕方がない」なんて言わないでくれ。*1
カエサルのものはカエサルに。イタリアの変態はイタリアに。アメリカの兵隊はアメリカに。
*1:このくだりは性差別に関する話なのだが、沖縄をめぐる話とピッタリ一致する