シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

拝啓 河合純一様

河合純一様
私は静岡に住む一市民です。
このたび、河合様が参議院選挙に「みんなの党」から出馬を表明されたとの事で筆を取りました。


静岡県民の一人として河合様のパラリンピックにおける御活躍は何度と無く見てまいりました。また、教育へ携わるお姿にも感銘を受けております。そのうえでこの度のご出馬に疑問を抱かずにはおられません。


みんなの党はマスコミでも報じられているように「小さな政府」を党是として掲げております。私が「小さな政府」として連想するのは小泉政権です。そして、小泉政権において「障害者自立支援法」が施行されたことは記憶に新しいところです。障碍者の自立を促すという名目にも関わらず、障碍者の負担増を強いた「障害者自立支援法」は、渡辺喜美氏も所属されていた自民党によって決まったものでした。
河合様は「障害者自立支援法」をどうお考えでしょうか?そして、社会的弱者に対して「自立」と称して負担を強いるやり方をどうお思いでしょう。


もう一つお伺いしたいのは現在話題に上っている普天間基地問題です。長年に渡り過大な負担を強いられてきた沖縄県民は普天間基地辺野古へ移設するという「県内たらい回し」に抗議の声を上げています。しかし、「みんなの党」はこの問題にまったく無関心に見えます。というより辺野古への移設を是としているようです。
障碍者の問題と同じく、沖縄という一地方へ負担を押しつけ続ける事をどうお考えでしょうか。


私には河合様が培われてきたものと「みんなの党」のスタンスが相容れるものとは到底思えないのです。もちろん、みんなの党の全て意見を拾い上げているとは言い難いですので、本当は納得のいくようなお話があったのかもしれません。出来ましたら私の疑問にお答え頂ければ幸いです。

追伸:この文は河合氏のブログサイト


Keeping Alive The Dreams - BLOG Junichi Kawai official site
http://www.junswim.to/wp


にも投稿いたしました。