シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

画期的判決に乾杯!

諫早干拓訴訟、二審も開門命じる 福岡高裁
http://www.asahi.com/national/update/1206/SEB201012060020.html


高裁でこうした判決が行われる事は滅多にないので、ちょっとうれしい。
今まで漁民に課せられたのは言い掛かりに近い話。一方的に水門を閉じておいて、水質悪化などが水門を閉じたのが原因だと示せなければ水門を開けることはまかりならん、とか。開けなければ比較して調べられないでしょうが。本来なら逆に水門を閉めても影響が無いことを立証してからでなければ事業を行わない。これが一貫したアセスメントを含めた環境政策というものなのだが、ダメ国家日本では当たり前の理屈が通らなかった。
民主党政権諫早湾干拓事業を批判してきたのだから、上告などせず開門に踏み切れ。
どういうわけか自民党のダメダメなところを真似するのが理解できないが、せめてこれくらいはキチンとしてもらおうか。


それにしても関心薄いねぇ。ブクマの少ないこと。
「クジラは日本の食文化!」と叫ぶノイジーマイノリティの皆さんが相変わらずで嗤えるわ。