シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

同業者の方々へ

安倍政権がアレなのに高支持率、という事態に関しては、まあ、馴れつつあったわけですが、こんな事も姿を現してきました。


武器輸出、大幅に緩和 官房長官談話、F35部品を容認
http://www.asahi.com/politics/update/0301/TKY201303010101.html


軍事産業の拡大に目をつむる、どころか促進させようと云うのですから先行きは暗澹たるものです。
軍事技術の研究開発に注力し出すのも時間の問題でしょう。外部資金頼みの現在ですから、政府なりが技術開発における方向性を誘導するのはそれほど難しいものではありません。


簡単に云えば、アメリカのDARPAのようなものをチラつかされて転ばないのは相当に難しい、そういう事です。とりわけ、「これは、直接人を殺す研究では無い」的な自己弁護をすれば済むような研究であれば、それがどのように使われるか薄々感じていたとしても拒否するのは困難だと考えます。


自分はもちろん、軍事技術研究・開発などゴメンです。研究しか取り柄の無い人間ですが、軍事技術開発へ荷担するくらいなら職を辞す覚悟は出来ています。
が、問題はそれだけでは済まない。後輩や学生たちが軍事技術へ荷担せざるを得ない状況など冗談ではありません。
軍事技術へ荷担しないこと。現在、研究(自然科学・社会科学の区別無く)に従事する人には、その意志を表明して欲しいものです。お願いいたします。