シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

ジンバブエは?

安倍政権が招いた「国難」=1人当たりGDP20%減、過去最低の世界35位と激しく落ち込む日本経済

上のグラフにあるように、民主党政権の最後の年である2012年のGDPと比べて、直近2016年は20%の減少、2015年は30%も減少し、出生数は2012年と比べて直近2016年は6万人も減少しています。「我が国が直面する最大の課題は、少子高齢化であります。」と安倍首相は昨日の会見で述べていますが、過去最悪の女性差別や貧困の拡大等で日本経済を落ち込ませて「少子高齢化という、最大の壁」「国難」を生み出したのが安倍政権なのです。

 アベノミクスが史上最悪の経済政策であることは、国際比較をすれば一目瞭然です。

https://ameblo.jp/kokkoippan/entry-12314439344.html


アベノミクス批判に対して、あいかわらずクソウヨがウヨウヨ集ってきています。そこでは「ドルではなく円で比較するべき。印象操作だ!」みたいな意見が湧いています。あいかわらずバカな連中です。


一人あたりのGDPがドルベースで下がったのは確かに円安のせいですが、円安、は金融緩和による円の増発による現象ですから、その増加分を得たもの(つまり、国債を買い取ってもらった金融機関等)は資産が増加しますが、一般人には恩恵が無いのです(正確に言えば、トリクルダウンによって一般人には恩恵が行き渡るはずだった)。円の価値が下がった分、財産は目減りします。一応の目途としては、金融緩和による円安で業績改善した企業が賃金の形で富を配分すればよかったのでしょうが、それをせず内部留保を増加させることを選んだ結果、給与がほとんど変わらない分、ドルベースでは目減りするのです。
買い物は円建てだから関係ない、というような連中もいますが、輸入品の価格は上昇しますし、物価上昇のために金融緩和したわけですから円建ての物価が上がらないようなら、それは経済縮小状態なのです。
どっちにしろ、アベノミクスの失敗を示しているのは確かです。


まあ、そんなに円建てに拘るなら、ジンバブエ国民は通貨の桁がガンガン増えて幸せでしたね(ムガベノミクス!)、とか言ってみてはどうでしょうかね。


ジンバブエ・ドル、ついに廃止 壮絶なインフレで300000000000000ドル=1円
http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/12/zimbabwe-dollar_n_7574706.html


では。