シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

奇跡は起こせない。

さて、「奇跡を起こす」とかメディアには言葉が踊っている。「マイアミの奇跡」「ジョホールバルの奇跡」なんて言葉もあった。
奇跡とは起こすものじゃない。起きるものである。人知を遙かに超えた神の御技、それが奇跡だ。法王庁で奇跡に認定された出来事など数えるほどしかない。なんでそんな事を書くかというと、


奇跡と呼ぶのは選手や監督達に失礼だろ。


ということ。
困難と粘り強く闘い続け、ひたすら自分たちの勝利を信じ、不断の努力を欠かさない、その結果としてマイアミやジョホールバルの勝利がある。決して神の気まぐれでも何でもない。選手達が自らの手で勝ち取ったものだ。それを「奇跡」扱いしては申し訳ないというもの。自分たちの最善を尽くし、最期の一瞬まで諦めない、そして勝利を掴み取る。

ガンバレ日本代表。最後まで闘い続け、戦いの後には顔を上げて胸を張れ。

追記:勝利を祈願して笙の演奏(嘘、浅間神社にて)