シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

核融合ビジネスは全て詐欺です

昨今、核融合が有望な次世代エネルギーみたいな話がマスコミにでていたりします。

浜松市長まで乗っかっています。まあ、この市長、もとは中央省庁の官僚なので、ゴミクソ野郎なのですが。(なんで、こんなしょうもないヤツを市長に選んだのか、私にはさっぱり判らない。まあ、木内やさつきを選良に選ぶ浜松を真剣に考えても無意味だが)

 

核融合「浜松を象徴する技術に」浜松市長 支援加速の考え
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240627/3030024345.html

 

まあ、技術的妥当性を評価できるような脳みそを持っていないので、こんなクダらないことに乗っかってみせるのか、それとも迎合して見せただけなのか。

静岡県民である自分としては、後者であることを願うだけです。「クールジャパン」に出資するようなモンです。今度、書くつもりですが、日本のエリート層は明らかに「何が妥当で、今後を担うのか」についての考えが19世紀レベルになっています。明らかに「スゴイニッポン!」が影響しているからでしょう。

 

そうそう、核融合ですが、

 

米航空防衛機器大手ロッキード・マーチン(LMT.N: 株価, 企業情報, レポート)は15日、核融合エネルギー装置の開発において技術面の画期的進展(ブレークスルー)があり、10年以内にトラックに搭載可能な小型の核融合炉を実用化できると発表した。
開発チームを率いるトム・マクガイア氏は記者団に対して、これまでの作業を通じて出力が100メガワット(MW)で、現在存在するものより約10倍小さく大型トラックの後部に入れられるほどの核融合炉が製造できるめどが立ったと説明した。
ロッキードは、1年ほどで設計やテストなどを終えて5年以内に試作品を作り、10年で実用の核融合炉を生産できるはずだとの見通しを示した。
核融合エネルギーは科学者がずっと有望な分野とみなしてきたが、現在まで実用可能な動力システムは生み出されていない。

 

という記事が、10年前のものです。

 

ロッキード、10年以内に小型核融合炉実用化へ | ビジネスニュース | Reuters
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKCN0I509K20141016

 

10年後の今年、ロッキードが小型核融合炉実用化の発表があるか、と期待しているのですが(ウソです。最初からインチキだと判っていました)、それっぽい話はまったく無いですね。核融合に関する話は”全て”そんなレベルでしかなく、よって「核融合を実用化するよ」的な話は全てインチキ、デマ、イカサマです。

貴方が出資しようとしているなら、思いとどまった方がよいです。金を統一教会に寄付するようなものです。

では。