シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

自民党の本質

先日、地元選出の衆議院議員自民党所属)の広報がポスティングされてました。チラ裏でもメモに使おうかと紙面を見た瞬間、愕然としました。あまりの衝撃に二度見、三度見したほどです。

広報

広報2


その紙面がこれなのですが、私の感じた衝撃がお分かりになるでしょうか?
現在、自民党といえば、パーティーに裏金(あ、還付金でしたっけ?)、脱税、統一教会と大騒ぎになっているところです。

 

1からわかる政治資金事件 自民派閥 いったい何が?
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/104266.html

 

【詳報】自民裏金「20年以上前から…」 聞き取り結果発表 不記載の理由は? 何に使った?(全文PDFあり)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/309487

 

裏金を「還付金」と言い張り続ける自民党 脱税かもしれないのに…これは正しい日本語なのか
https://www.tokyo-np.co.jp/article/310908

 

教団機関誌はフリーペーパー?首相ら問題視せず、盛山氏は続投宣言
https://www.asahi.com/articles/ASS2N6RWZS2NUTFK00V.html

 

なのに、紙面を飾る言葉は「フードロス削減!」。そのズレ方に眩暈がします。
この議員の認識はどうなってるんだ?と思い、裏面も見てみましたが、裏金問題については何一つ触れていません。自民党に“逆風”とはありますが、なぜ、どうして、どのように、逆風となったのか、という根本は一切書かれていないのです。
なので、“信頼回復のためにもお力を”と金の無心をする始末。当然ながら、問題に触れて反省し改善策を謳う、というようなことも無いわけです。
さらに問題なのは、こんなもんで選挙区の有権者は納得する、と高をくくっていることです。少なくとも、自民党員はこれで充分だろう、と考えなかったら、こんな「フードロス削減」など載せようとは思わなかったでしょう。本気かどうかはともかく、「裏金問題を所属議員として真摯に受け止め党一丸となって再出発すべく努力いたします」(増税野郎がいいそうなフレーズですね)ぐらいは書くのではないですかね。こうしてみると、ニュースで話題にのぼる議員はもちろん酷いのですが、自民党というのは、議員も党員もシンパも腐りきってる、としか云いようがありません。
今年中に選挙があるとみて広報に力を入れている議員は他にもいるでしょう。他の議員もこんな感じなんでしょうかね。少なくとも、コイツは救い難い。
では。