南京大虐殺は無かった

と主張したくてしょうがない人達に一言。

とりあえず、以下の事に思い当たる節があれば、過去レスなりを確認してください。

１南京事件は東京裁判における連合国のでっち上げだ。原爆の被害者と釣り合わそうとしている。
２事件が本当にあったのなら、なぜ今頃になって中共は言い募るのだ。
３南京の人口は当時２０万。３０万も殺害できたはずが無い。だから嘘だ。
４大量の被害者が出たという、信用できる資料はない。写真は偽物であることが判明している。
５殺されたのは便衣兵であり、ゲリラ活動は戦時法規違反だから、処刑は当然だ。

上記文は今まで何度となく登場しては消えた方々の主張要旨です。
これ以外のオリジナリティー溢れた主張があったらどうぞ。

Yahoo!掲示板
南京虐殺はでっち上げと確信している
南京大虐殺は無かった
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835559&tid=fn5fe5tbba6a4oa4ga4ca4abeea42a4h3nbfaea47a4fa4a4a4k&sid=1835559&mid=2302

上は、Yahoo!の掲示板の南京トピより引用してみたもの。あちこちのブログを見てみる限り、上記の主張は未だに行われている。このトピは2001年だから、5年経っても懲りてはいないようだ。もちろん、これ以前からも同じ主張は繰り返されているが。

で、その主張をアメリカの映画プロデューサーにぶつけようと云うのだから、何を考えているのやら。

米で反日史観映画　「レイプ・オブ・南京」下敷き　年明け発表
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/29119/

南京事件は日本国政府も認めている事なので、あちらとしては、政府レベルでも認めている事を、必死に否定する連中がいる。という、困惑するほか無い事態となる。調子に乗って、メールを送りつける輩が増えないことを願うばかりだよ。
しかし、政府レベルで認めているのを、反日、って呼ぶのもねぇ。じゃあ、何が「順日（愛日？、親日？）」なの、という感じだ。
映画制作時には当然、事前調査を行う。各国の当時の新聞、ラジオ原稿、公館電文、公文書史料、証言者、日本側でも戦闘詳報、従軍兵士日記、取材者証言、その他。調べれば、否定派の主張など歴史修正主義でしかないことが明らかになってしまうと思うのだが。
この映画が日本で公開されるかは判らない。だが、公開されなければ、日本はリヴィジョニストに牛耳られているという評価を受けることになる。その方がよっぽど問題だと思う。

父親たちの星条旗

南京大虐殺否定論13のウソ

追記：写真は大井川鉄道脇の建物、ナチュラルに屋上緑化