・道路特定財源、一般化は１９２７億円 財務省原案
道路整備に使い道が限られる道路特定財源のうち、０８年度に一般財源化される額は０７年度に比べ１２１億円多い１９２７億円となった。道路特定財源の見直し議論では無駄な道路支出を省き、いかに一般財源に回す「余剰分」を生み出すかが焦点となったが、結局は小幅な増額にとどまった。揮発油税（ガソリン税）など、道路特定財源の０８年度の国税収入は３兆３３６６億円を見込む。揮発油税の４分の１が自動的に回る地方道路整備の交付金は６８２５億円となった。
道路整備費は前年度比３％減の２兆１８５億円。だが、道路整備以外に高速道路料金の引き下げと簡易型インターチェンジの整備に１５１７億円、地方道路整備のための自治体向け無利子貸付金に１０００億円を回す。
さらに、まちづくり交付金など道路関連事業にも１５２５億円を投じ、「余剰分」を圧縮する。
（略） （ssahi.com より引用）
http://www.asahi.com/politics/update/1220/TKY200712200223.html
道路整備にまだ“三兆弱”の金ですよ？先進国最高密度の道路を持ちながら、まだまだ道路を造ろうという根性。実際の予算措置ではもっと増えるでしょうけど。
これぞ、まさに埋蔵金ですよね。社会保障費に使う方が、経済的効果も大きいと思う。
ローカルレベルで見ていくとさらに酷い予算。
・来年度予算財務省原案／清水港に新バース
（略）
◆空港
一般空港などの整備費は、事業費ベースで０７年度当初予算比６億６６００万円減の４１０億５７００万円が示された。各空港への具体的な配分額は、今年度末にかけて国土交通省が決める。大都市圏の拠点空港を重視し、地方空港への予算が減少される傾向は０８年度も続く見込み。静岡空港は０８年１１月の工事完成を目指す。本体部分の造成工事は０７年度中に完成予定で、０８年度は滑走路などの舗装や照明工事などに、１０億円程度の予算が必要になる見込みという。０７年度の同空港への予算配分は、約４６億８千万だった。
県空港部は「来年度が最終年度。工事完成までに必要な額は最優先に配分されると信じている」と話していた。
（略）
治水関係では、森町で建設中の太田川ダムの建設費に、事業費ベースで４５億６４００万円（０７年度当初予算費比約１７億円増）が示された。同ダムは今年度中に本体工事を終える予定で、０８年度は管理施設や観測施設の整備などを進める。供用開始は０９年４月の予定。
（略） （asahi.com より引用）
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000712210003
ムダな空港に10億。今年は46.8億円。
ムダなダムに45.6億円。
どうです？みなさんの住むところでも、ムダな支出ってあるんじゃないですか？
ぜひ、アナタの地域のムダ予算。お知らせ下さい。積み上げしてみましょう。
立派な“埋蔵金”になると思いますよ。
