シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

メモ

時間がないので、参考になりそうな情報を。

1秒で充電するキャパシタ技術、三菱電機が開発
キャパシタの充電時間を1秒に縮める技術を三菱電機が開発。大電力にも対応可能な蓄電デバイスへの応用が容易になるという。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/07/news121.html


キャパシタには、「容量を上げようとすると、内部抵抗が大きくなる」欠点があるのだが、その点を改良した、という話。
ただ、「内部抵抗が大きくても、定電流で取り出せばいいじゃない」という、卓越した発想でキャパシタを蓄電技術の大本命に押し上げたのが、株式会社パワーシステム(旧:岡村研究所)の岡村先生。この“ECaSS”の原理を読んでみれば、なるほど盲点だわ、という感じ。結構、凄いですよ。必見。


・岡村研究所
http://www.okamura-lab.com/jpn/index.html


・話題のエコハウスは本当に省エネか?

最近人気のエコハウスは、化学物質を極力使わず、自然エネルギーを利用するなどして省エネを追求した家だ。建築主が省エネの参考にするのが、1999年に改正された「住宅省エネ基準」。これに基づく住宅は「次世代省エネ住宅」と呼ばれ、エコハウスの重要な要素の1つになっている。

ところが、「この次世代省エネ住宅には意外な落とし穴がある」と、室蘭工業大学の鎌田紀彦教授は穏やかでない指摘をする。「東京で次世代省エネ住宅を建てる人は断熱性がよいことからセントラルヒーティング(全室暖房)を選ぶケースが多い。そうすると、皮肉なことに、ずっと寒い北海道の住宅の2倍の暖房エネルギーが必要になってしまう」というのだ。
(nikkeiBP より引用)

http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/report/080208_jyutaku/


次世代省エネ住宅、それぞれの要素はなかなかなんだけど、トータルで見るとチグハグ。いかにもお役所的発想。これは、街においても同じで、“エコハウス”の思想の延長上に街を造る、という発想がない。日本に限らないが、都市計画のバックボーンは家の延長上に無いのだ。家と街が切り離されてしまっている。エコハウスを巧く生かす街も、逆に、街を巧く演出する家、という発想も無い。