タイトルは、JanJanに載っていたもの。
2050年に温室効果ガス70%削減が可能!
http://www.janjan.jp/living/0703/0703020923/1.php
国立環境研究所と複数の大学がまとめた「脱温暖化2050プロジェクト」の中間報告なのだが、これが面白い。
シナリオA,Bに分けて2050年に温室効果ガス70%削減可能かどうか検討している。
シナリオAは技術志向の社会、当然経済的活動も活発だ。
シナリオBは自然志向の社会、スローライフを目指す。
で、そのシナリオAをドラえもん型、シナリオBをサツキとメイ型、と名付けているのだ。
若干違和感があるが、巧い喩え方だと思う*1。
だが、一番ビックリしたのは、異端とはいえ中央省庁の「環境省」が絡む報告で、「スローライフ」を国の方向性として提示したのは初めてでは無いだろうか。
以前、批判したように中央省庁の指向としては、シナリオAを当然のように選択するだろうと考えているから、まさかシナリオBのような選択肢が登場するとは考えてもいなかった。
技術戦略マップ2006
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20060919#1158655758
シナリオA,Bについては、また機会を見て書くことにする。
もし、今後の施策としてシナリオBを選ぶとすれば、「美しい国」になること間違い無しです。阿部首相。