シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

メモ

チューリンゲン・ソーセージと「コンクリート列島」
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/1595/20020730.htm

長距離ドライブとなるといつも妻が運転するが、助手席の私は道を間違えないように地図を眺め、話が途切れないように気をくばる。私はワールドカップの開催中、ドイツの新聞にあった日本についての記事を思い出す。タイトルは「着実な自己破壊」で、当時読みつづけるのがいやになった記事である。私はこのことを妻に話すことにする。

「日本は、美しい庭園や洒落たデザインがあって国民の美意識が高いとされるのに、なぜこんなに醜い国なのであろうか」という文章で、記事ははじまる。日本はどこを見てもコンクリートだらけで、「汽車のなかには『外を見ると憂鬱になるので注意』と表示されていないことが不思議だ」。どの川も護岸工事でコンクリート壁の間を通過する水路になり、海岸もどんどんコンクリートの堤防に変貌しつつある。

残っているのはこれ見よがしの「観光地」と「自然」だけで、記者に「人工的な盆栽」を連想させる。(補助金があったかもしれないが、今私が見た昔と同じつくりの民家は観光と無関係で、人々がそこに住みたいからそうしたのである)。

こうして、「コンクリート列島」は毎年米国より30倍の量のコンクリートを消費する国になってしまったとある。この数字に私はショックをうける、、、、、、、

この示される「数字」が、日本における財政破綻の最大の要因と考える。
詳細は、そのうちに。