シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

真夏の死

通勤途中、狸の死骸を見つけた。国道が山に近いところを通っているせいもあって、よく死んでいる。
車にはねられたのだろう。狸は身の危険を感じると、うずくまってやり過ごそうとする。だから、「避けるだろう」とドライバーが考えてそのまま進めば、はねられてしまうのだ。
狸に「車が突っ込んできたら、回避するように」とか「道路横断注意!飛び出すな」などと云ってもしかたがない。ドライバーに「狸を見たら、停車するか、気付いているアクションをしなさい(狸は気付かれたと知ると逃げ出す)」と云う事も難しいのだろうか。
狸や猫(この季節は仔猫が活発なので、よくセンベイになっている)が車に脅かされなくて済む町がいいな、と思う。
それは、人にとっても住み良い筈なんだ。

走行距離:片道16.1km