シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

シートン、町山氏に同意する

このところの一連の騒ぎ。すでに本筋とは違うのかもしれないが、一言。


・この絵をいくらで買いますか?
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20071208


・昨日の絵は1500万円
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20071209


・日本のマンガやアニメ文化の伝道とは
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20071210


正直、アニメについてはよく判らない。漫画は結構好きだけど、村上隆も新聞で見るだけなんだわ。
で、一言言いたいのは、
「クソはクソ」
ってこと。紹介されている絵は、やっぱどう見てもクソだろう。
実際に買う人がいるんだし、価値は相対的なもの、って意見は多いだろうけど、そういう点に関しては物分りよくなりたくないんだわ。


たしかに、ピカソゴッホの絵を「クソ」として叩いた人はたくさんいただろうし、その人たちはきっと後で自分たちの見る目の無さを嘆く羽目になったろう。
でもね、きっと彼らが「クソ」として叩いた作品は、大部分が実際に「クソ」だったはずだ。
下種な金持ち連中で流行したような絵だって、現在まで残って価値のあるようなものはほとんど無いだろう。
価値のあるなしは、確かに「時間が決める」ものだろう。良いものはそのうちに正当な評価を得るだろうし、そうでないものは駆逐される。
であれば、逆に呵責の無い批判を躊躇うな。自分がクソと思ったらクソだと言え。そのかわり、自分が本気で「良いもの」と思ったものは真剣にリスペクトしろよ。
そうした評価の真剣勝負こそが目を磨くんだろうし、それが淘汰を決定付ける。


町山氏のエントリーで紹介される絵が、真剣に素晴らしいと思うヤツは、真剣に弁護しろ。
ただし、価値は人によって違う、なんて日和った態度はとるな。
オマエが決めろ。