シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

霞む山並み

本日も自転車通勤。ここ3連続で自転車通勤できている。梅雨明けしたんだろうか。


それが目的というわけでは全然無いが、ガソリン代がこうも上がると、ガソリン代節約にも繋がってると実感する。


朝、家を出ると高草山や宇津ノ谷が霞んでいる。凄い量の水蒸気が立ち上っているのだ。植物は朝になって陽が当たり始めると、葉裏の気孔を開いて蒸散させる。この蒸散は、朝は靄となって立ちこめるが、陽が昇るにつれて水蒸気へと変化し、上昇気流を生む。夏の日差しはかなり上昇気流を生むのに費やされ、気温の上昇を和らげるのだ。木々が風を生み気温を抑える。そのダイナミックの現れが山の霞である。
山の木々は夜は葉による放熱を行い、日中は蒸散による気化熱で気温を下げる。それを意識するのが山裾を通る時だ。驚くほどの冷気を感じることが出来る。

自転車通勤で、山々の木々の素晴らしさを実感できるのは得難い体験である。