シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

本日の自転車通勤

今日の出勤は最暑っ!気温より湿度に辟易する。行く手に巨大な入道雲が見えて、太陽を遮っていた。あの雲が無かったら、どれだけ暑かった事やら。


途中で、自転車旅行中の少年?に出くわす。荷物一杯搭載していた。がんばれよー。


ちょっと前になるが、自動車のエアコンが効かなくなった。普段乗らなくなった上、乗る時も早朝か夕方以降が多かったので、エアコンが効かなくなってきたことに気づかなかったのだ。
気づいたのはパーマカルチャセンターに向かう途中のことで、気温が30℃を超す中、車中の温度は更に上がっていく。エアコンがほとんど効かない状態で高速を走ると、窓を大きく開けられないために、暑さにへたばってしまった。
エアコンはその後修理したのだが、その時の経験から、最近は「自転車の方が涼しいぞ?」と感じ始めている。


自転車に乗ると、かなり暑い時でも途端に涼しくなる。言うまでも無いことだが、走行によって風が起きるからだ。どれくらい体感温度が下がるかというと、走行速度が時速18kmなら体感する風速は5m/sということになる。風速1m/sあたり、体感温度は1℃下がると云われるから、5℃低くなるわけだ。
さらに、若干、体温の方は上昇する。風邪で熱がある時には寒気がするように、体温が上がると気温は低く感じられる。5℃以上の温度差を生むのなら、涼しく感じて当然だ。


もちろん、直射日光は避けないと危険だし、止まれば割り増しで暑くなる。しかし、賢く利用すれば思っているよりも暑くないのだ。渋滞の自動車の中で暑さでイライラするくらいなら、自転車の方が涼しく感じられるに違いない。


ただし、服装と水分補給は欠かせない。


服装は自転車専用が望ましいのはもちろんだが、スポーツ店やユニクロで売られている高機能繊維利用のウェアーも効果が高い。
ユニクロの「BODY TECH」なんかは、値段の割に涼しくて便利。ピタピタな感覚がイヤな人は、この上に日除けとして何か着るのも良いかも。


水分は、スポーツドリンクがミネラル補給に良いのだが、運動し慣れた自分にはちょっと濃すぎる。汗をかき慣れた人間の汗腺は、常時少しずつ汗を出すために冷却効率が高く、ミネラルも失いにくい。半分から3分の1に薄めるのが良いようだ。


上手な使い方をすれば、自転車は真夏でも充分に涼しい。便利な代物である。