シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

自滅した安倍晋三

外遊中に散々釈明と謝罪を繰り返していたのに、やっぱり判っていなかったこの男。
やっちまったよ。これで終了だね。

日本の侵略戦争を「自衛、アジア解放のための戦争」だったと肯定・美化するアニメーションDVDを教材にした教育事業が、文部科学省の研究委託事業「新教育システム開発プログラム」に採用され、全国で実行されようとしていることが十七日、明らかになりました。

靖国カルト教・洗脳DVD”で授業  青年会議所作製 文科省が採用
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-67.html
(美しい壺日記)


で、晋三、こんな事を口走っている。

石井氏の追及に、安倍晋三首相は「まだ見ていないが、日本共産党の立場から評価しているのではないか」などと問題をすりかえようとしました。


え、「日本共産党」の立場?

(前略)
その一方でアメリカは、アジアにおける主導権を確立しつつある日本に脅威を感じて仮想敵国と見なし、様々な戦略を練っていた。その戦略に基づいて日本を押さえ込むために、中国・イギリス・オランダと共同し、石油やゴム、鉄鋼の輸出を禁止し、あらゆる資源の貿易を取り止めるという経済封鎖を行った。これがいわゆるABCD包囲網だ。原料に乏しく、輸入に頼っていた日本は、あっという間に追い込まれていった。それでも日本は、何とか戦争だけは避けたいと、外交努力でアメリカとの関係を修繕しようとした。しかし、当時のアメリカの国務長官コーデル・ハルは、〈ハル・ノート〉と呼ばれる最後通牒を突き付けてきた。
(略)

もし、非人道的な行為や戦時国際法違反を挙げるのであれば、アメリカが一般市民に向け放った原子爆弾や大都市への無差別空襲がこの罪に値するのだが、日本の弁護側がこの裁判に提出したあらゆる証拠物件は、連合国側の不利になるとの理由により全て却下された。この東京裁判は勝った国が負けた国を一方的に裁く復讐裁判であった。
(後略)
([PDF]  DVD「誇り〜伝えようこの日本のあゆみ」 より引用)

http://www06.jaycee.or.jp/2006/soul/modern/modules/xfsection/download.php?fileid=8


これは、アメリカだって黙ってはいないような内容だよ。
こないだ慰安婦で揉めた事をもう忘れてしまったんだろうか。


というわけで、この中味と経緯を日本外国特派員協会に垂れ込むのがいいのではないか。


FCCJ:The Foreign Correspondents' Club of Japan

http://www.fccj.or.jp/


文面は日本語で書いた方がいいかな。恣意的な訳を付けた、と云われるのもなんだし。