シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

足湯がキライだ

足湯がキライだ。
自分は温泉や銭湯が大好きでよく入りに行く。昔、バイク(オートバイの方ね)に乗ってた頃は目的地として温泉を選んだものだ。スキーに行くなら温泉の良いゲレンデ。お気に入りは野沢温泉だった。外湯が楽しいのだ。


野沢温泉外湯巡り
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/3067/nozawa.html


温泉には色々思い出があって、修善寺の独狐の湯に深夜遊びに行った時の事、当時独狐の湯は簡単な囲いがした状態で自由に入ることが出来るようになっていたが、なんと女子大生が入っていた!水着無し!!タオルこそ身に纏っていたけど、何となしに「11PM」みたいだな、などと思ったものだ。


・独鈷の湯(これは、改修前の姿)
http://www.shuzenji.jp/shuzenji/totko.htm


青森の酸ヶ湯温泉も総ヒバ造りの「千人風呂」。木造の屋内風呂とは思えぬ広々感を満喫した。


酸ヶ湯(すかゆ)ヒバ千人風呂(山の温泉ガイド)
http://www.mountaintrad.co.jp/aomori/skyu/sukayu/data.html


火山大国日本。どこ行ったって温泉がある楽しさ。
で、なんで足湯がキライか、といえば、


キタナイからだ。


温泉や銭湯には大概「体を流してから湯船に入りましょう」と注意書きがある。
平たくいえば、「テメエ等のド汚いケツやら何やら洗っとけ」ということ。で、下湯を使ってから湯船で温まるわけだ。自分は湯船に入る前に体を洗ってしまうが。
ところがだ。全国に急速に広まった足湯、には足を洗う場所がない。大概、みんな足をいきなり湯につけているのだ。オェッ。水虫やら爪アカやらエキス溶け込んだ状態かよ。指先さえ浸けたくないぜ。
先日、朝日新聞夕刊の矢野直美さん連載の「鉄子の鉄学」を読んだ。上諏訪駅の足湯が載ってるではないの。
上諏訪駅の温泉には以前入ったことがあった。衆人環視の中、素っ裸になって浸かるのは多少の勇気がいるが、列車本数も乗客も大した事がないのでゆっくり楽しめた。現在では足湯に姿を変えているのだ。で、写真にある上諏訪駅の足湯も、やはり洗い場が無い。
いや、ここは是非日本全国の足湯管理者の方に考えて欲しい。足湯自体は悪いものじゃない。でも、洗い場も無しで足湯、ってのは、あまり衛生的なものじゃないだろう。せめて洗い場や、プールにあるような消毒液糟くらいあってもいいんじゃないかな。