シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

中毒になる餃子の作り方

ギョーザ、ギョーザ、と喧しい今日この頃。「中国餃子事件」(って呼んで良いものか?)についてはまたの機会に取り上げようと思いますが、ニュースで騒がれたために、妙に餃子が食べたくなりました。
で、中国人の友人に習ったやり方を自分風にアレンジして、週末、雨で出掛けられなくなったのを口実に餃子づくりいたしましたよ。実に美味かったので、ここで公開。


・用意する材料(たっぷり一人前)
 ・強力粉 200g (友人は中力粉を使っていた)
 ・豚挽肉 100g (粉の半分)
 ・キャベツか白菜 キャベツなら1枚から2枚、白菜なら半枚から1枚
 ・干し椎茸 適当(どんこなら3〜4個)
 ・塩
 ・醤油 
 ・酒 適当
 ・生姜 適当(半かけもあれば充分)
 ・ニンニク 適当(中国では具に入れない 一かけ)
 ・加えたい具(海老とか貝柱とか、自分はチーズ)


作り方
1.まず、干し椎茸を戻しておく 冷水に浸して放置
2.キャベツor白菜を塩をして加熱してしんなりさせる
  茹でてもいいが、電子レンジでも大丈夫
3.強力粉に塩水を少しずつ加えて全体に行き渡るようにする
  焼き餃子ではお湯を使う事が勧められるが、水でも平気
3.捏ねて耳たぶくらい柔らかくして、一塊にしたらしばらく寝かせる


4.1と2をみじん切りにする 椎茸の戻し汁余りは5に加える
5.豚挽肉に塩大さじ1杯、醤油(香り付けに)、酒(香り付けに)、生姜、にんにくを加えて良く混ぜる
  水分は大目で、ペトペトになるまで
6.4を5に加えてサックリ満遍なく混ぜる 加えたい具もその時に

7.3を棒状にして、親指の先くらいにしてちぎる
8.7をのし棒で丸く伸ばしていく
  最初に軽く掌で潰して、その後のし棒を前に押し出すようにして皮の真ん中まで伸ばす



  少しずつ皮を回しながらのし棒で伸ばす 出来上がりは真ん中が厚めで端が薄め

9.6を皮に付けて、包んでいく へらかバターナイフが便利
  包む時、難しければヒダヒダを作らなくてもいい 空気は抜くこと

10.水餃子なら お湯をたっぷり沸かし放り込む 浮き上がって皮が透明になっていたら出来上がり
   アツアツを好きなタレで召し上がれ ちなみに自分は醤油、酢、ラー油、黄ニラで食べるのが好き

11.焼餃子なら フライパンにごま油をしき、中火に
12.餃子をフライパンに敷き詰める
13.熱湯をフライパンに注いで餃子の高さの1/3〜1/2程度まで浸し、フタをする
14.強火でしばらく待つ フタをずらして湯が蒸発したら中火に戻して1分
   人によってはこの時に水溶き小麦粉を入れてハネを作る
15.ちょっとごま油を回し掛けて焼き上がり アツアツをどうぞ タレも自己流で。


書いた分量だと、自分の見当では30個くらいの餃子が出来る。人数が増えるなら前述の分量に人数を掛ければいい。お好きなやり方でどうぞ。
水も焼のどちらもモチモチとした皮とプリプリの具が味わえる。肉に水分を加える事で、肉汁が溢れ出る餃子にもなるので、肉に混ぜる水分は大事。このあたりがコツかな。


アツアツの餃子を口に入れると肉汁が溢れてくる。だから、一口で餃子を口に入れないと肉汁がピューと飛び出してしまう。チーズを入れておくと、トロトロのチーズが豚肉に絡まって実に美味い。昼からビール飲んじまって、すっかり人間のクズ状態。
ま、そういう休日もありだね。


あちこちのコメント回答はまた後日


【2009,5,18 追記】
作り方がちょっぴり判りやすくなるように写真を掲載しました。