それでどうするつもり?
中国艦船が海自護衛艦にレーダー照射 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130205/k10015313791000.html
小野寺防衛大臣は緊急に記者会見し、東シナ海で先月30日、中国海軍のフリゲート艦が、海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射していたことを明らかにしました。
小野寺防衛大臣は「大変異常なことであり、一歩間違えると危険な状況に陥ることになると認識している」と述べ、外務省が中国側に抗議したことを明らかにしました。
何言ってんだか。当然、そうなるべく行動してきて、いざ、起きたら騒いでみせるのかよ。アホらし。
まあ、ここで憂慮して見せているのだって、ポーズではあろうけど。
関係改善を口にした直後に尖閣諸島に公務員常駐*1させるだとか、自衛隊を増強するだとか云っていれば、それは日本国政府のトップによる「挑発行為」にしか見えないだろうに。
首相「戦略的互恵が原点」 日中関係巡り、参院代表質問
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0100M_R00C13A2MM0000/
首相は日中関係について「戦略的互恵関係の原点に戻り、大局的観点から進めていく」と述べ、沖縄県の尖閣諸島をめぐって悪化した両国関係の改善に意欲を示した。「日中間で政治レベルを含む交流は有意義だ」とも語った。
13年度政府予算/基地と振興策絡めるな 生活・雇用の再生急務
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-202012-storytopic-11.html
尖閣諸島周辺で領海、領空接近を繰り返し、軍備を拡大する中国への対抗措置と言えるが、先島地域へ自衛隊を増強すれば軍拡競争が過熱化し、軍事衝突の危険性がかえって高まる。
自分たちは一歩も譲る気がなく、戦争責任問題*2や領土問題を認めた人物を防衛相が「国賊」と呼ぶにも係わらず、「戦略的互恵関係」だの「大局的観点」って、そりゃどういうつもりだ。
訪中の鳩山元首相の尖閣「係争地」発言に批判、国賊の指弾も
http://www.cnn.co.jp/world/35027123.html
(CNN) 日本の鳩山由紀夫・元首相(66)が最近の私的な訪中で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を「係争地」と認める発言を行い、日本政府が批判する事態となった。小野寺五典・防衛相は「国賊」との言葉も使い、不快感を表明した。
「仲良くやろうぜ、そうすりゃ互いに儲けもあるだろ。でも、あの土地はオレらのだかんな。足踏み入れるなよ。近寄るなよ。」
なんてのは、一方的な態度に過ぎず、問題解決に繋がらない。その態度が問題と認識出来なきゃ、問題がエスカレートするのは目に見えていた。日中紛争なんて事態まで進めば、せっかく上がった株も下落してしまうだろうよ。
まぁ、レイシスト・リビジョニストで極右のゴロツキが首相になれば、こうなることは予想出来ただろうに。自業自得としか云いようがないね。
「経済が第一、その他の問題は二の次」と言っている人は、尖閣諸島問題で妥協しろ、って云った方がいいよ。こちらがコントロール可能なのは、日本政府の側なんだから。
太平洋に影を落とす1914年の記憶 第1次世界大戦を髣髴させる日米中の緊張
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37094
当時、日本政府はかなり融和的な対応を取った。しかし米国は今、日本の新内閣が中国と対峙したいと考える傾向の強い強硬な国家主義者だらけなことを懸念している。
新首相の安倍晋三氏は、戦時内閣の大臣の孫で、日本が戦争の償いをしようとした「謝罪外交」を拒否している。
同じように一部の日本ウオッチャーは、政府内の国家主義者たちが中国と今対峙した方がいいと考えるのではないかと心配している。日中両国の力の差が大きくなり過ぎる前、米国がまだ太平洋の支配的な軍事大国であるうちに、だ。
今後、安倍内閣批判を掲載予定、以下予告
・メキシコ、韓国に学ばないアベノミクス
トリクルダウンの夢、もう一度
イ・ミョンバク政権と韓国経済 若年層は救われるか
NAFTA締結後のメキシコにおける不法移民問題
貧しきものはより苦境に
・トンチンカンな「公共投資」
「人からコンクリートへ」へは負債増大へ
物価上昇が目標でも上がらない賃金
低補足率の生活保護費を削減すれば、低所得層の消費は低下
ハコモノの点検・調査は一時ではすまない
・陳腐な価値観外交 国内編
在留外国人はどう扱われたか
ブラジル人、中国人研修生、ミャンマー難民、ベトナム難民、etc
タイ、フィリピン、中南米、東欧、etc 経済的苦境に付け込む性風俗
移民 という名の二級市民
・陳腐な価値観外交 国外編
東南アジアの戦禍とふれあい外交
ベトナム 大戦の飢饉とベトナム戦争
タイ 占領の記憶
マレーシア・シンガポール 華僑虐殺
インドネシア 大戦の占領統治とスハルト時代
ミャンマー 軍事政権と日本外交
オーストラリア ダーウィン空襲 地獄の地上戦
金の切れ目が縁の切れ目
・陳腐な価値観外交 国外編その2
駐在日本人はどう見られているか
韓国とカラオケ
指を立てるストリートチルドレン ベトナム
パッポンストリートとタニヤ通り タイ
マッサージと声を掛ける少女 マカオ
現地妻と家政婦
「僕らはみんな生きている」
・「体罰」と「いじめ」と「徴兵制」と「国防軍」
仮想敵に対する挑発はなぜ行われるか
非常事態の常態化 内部統制の強化
徴兵制は不合理か? 徴兵制の目的は対外的軍事強化ではない
「体罰」被害者と退役軍人の意見