シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

どっちもどっち、とは

以前、経産省前テントの応援に行ったときのことだが、右翼の車がこちらを罵りながら走ってきた。特に、女性に対しての罵詈雑言は聞くに堪えないレベルであったので憤然として、抗議してやろうと思ったらスタッフに
「あいつらの方を見ないでください。揉め事が起こると、こちらが逮捕されるんです。警察が首を突っ込む口実を作らないでください。」
と云われた。
右翼どもは何度も何度も道を行き来しながら罵詈雑言を繰り返す。近くにいた警官 こちらを監視していた連中だが は見て見ぬ振り?だった。
実際に

という状況なわけである。
ただ、こうしたことは 転び公妨*1を始めとして、従来から一貫して“左翼つぶし”に使われてきたのであって、珍しくもないことである。
モジモジ先生が再三忠告されていることだ。
日本社会がこのような非対称性に無関心だったために、許されてきた手口なのであって、こうした状況がありながら、サヨクの言葉は届かない、なんてセリフを吐く輩は現実をまるで無視しているのである。
どっちもどっち、だとか、自分は中立で科学的で合理的で現実的、なんてのは、実際に自分達が立っている社会のありように対して鈍感すぎるだろう。

*1:警察関係者が逮捕したい人間にわざとぶつかって転び、それを「公務執行妨害罪容疑」で逮捕すること。昨今は、こんな明け透けな手口さえも説明しないと理解できない連中が増えて困る