シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

斜陽を痛感する

企業経営者と会う機会が多いのですが、この数年驚かされるのが経営者のダメさ加減です。
「先日、櫻井よし子って人を講師に招いて講演してもらったらエライ金が掛かった、ああいう人って呼ぶのにカネ掛かるんだな。」みたいなことを聞かされて、
「そもそも、何のために櫻井よし子なんて呼ぶんだ?」
とは聞けずに、
「まぁ、ああいう人たちもいろいろと大変だからねぇ(いろんな意味で)」
と曖昧にごまかしたりする訳です。にしても、櫻井氏、あちこちお呼びが掛かるようですね。日程調整も大変だったそうですし、三桁の謝礼だそうですから*1
で、最近、こんな案内が知人から廻ってきました。

自社のPR・他社との面談・情報交換・名刺交換を行うため、御殿場市裾野市の製造業者各関係機関・金融機関の皆様にお集まり頂き、「御殿場・裾野ビジネス交流会」を開催します。是非ご参加いただき他社の情報収集に、また今後の商談のきっかけづくりにご活用ください。

御殿場・裾野ビジネス交流会のご案内[PDF]
http://www.gotemba.or.jp/downfile/H26GSspex8th.pdf


どうってことないビジネス交流会なんですが、なぜか講演会が

講演テーマ「日本人の知らない中国の現実」
講師:富坂聰


…。この人呼んで、話してもらって、何か得るものがあるのか?
根拠の無い優越感と、相手に対する侮蔑的な態度以外に。自称現実主義者には肌が合いそうだが。
こうしてみると、「貧すれば鈍す」という言葉しか浮かばん。

中国という大難 (新潮文庫)

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中国人は日本が怖い!

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*1:詳細な額は聞かなかった