シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

2001: A Space Odyssey(朝比奈大龍勢 その5)

龍勢のムービーも撮ろうとしたが、なかなかに難しかった。カメラの補助機能で時間が限られている割には、点火から発射までの時間が掛かり、見当がつきにくいのと、発射のスピードが速くて追い切れず、空ではファインダーごしに捜すのが難しいこと、などのためだ。一応、撮影したものの、使えそうなものはダメだった。それよりも、じっくり肉眼で見ている方がいいかな、と考える。

近くで見ている時に、後ろで大歓声が上がっていた。プログラムを見ると、第二東名建設にあたる工事員達の龍勢連の番が回ってきたらしい。なるほどねぇ。ここら辺では、やはり公共土木工事は地元産業の大事な一要素なのだ、と感じた。

打ち上げの間に20軒ほどある屋台を見に行く。お酒やビールの売店や、地元のお茶や農産物、それから料理やつまみなど。一番人気は豚串焼きだった。何人も並んでいるが、香ばしい香りが周囲に広がり、客が続々と詰めかける。焼いているのは素人かお店の人かはわからないが、カンカンに熾きた炭の上で肉を焼くのは暑そうだ。自分も一本買う。
他にも美味しそうな食べ物は幾らもあったのだが、カーチャの料理も食べていたこともあって、自制した。
他にも妙なものが売られていた。「臼井煙火」の出店があって、打ち上げ花火の模型が売られていた。


臼井煙火
http://yaeshinkai.com/


臼井煙火は花火のメーカーだが、花火ならともかく、打ち上げ花火の模型なんて売れるのか?なんとなしに、見たり手に取ったりしていたら、いつの間にか人だかりが出来ていた。値段は尺玉クラスで一万前後。「ギリギリの値段です」と言うが、まあ、そうでしょう。火薬が入っていないだけで、ガワは本物なんだし。でも、買うのは無理だなぁ、と思う。売れる事を願いつつ、その場を離れる。どういう物好きが買うのか、時間の経過と共に一つ無くなり、二つ無くなり、帰る頃には全部売れていた。
買ったのは、静岡おでんおでん缶。それから、初亀酒造のカップ酒。
五時過ぎまで打ち上げを見て、帰宅した。夜の部もあったが、防寒対策も無かったので。
宴会は来た頃と変わらず、絶好調に続いていた。
また、二年後には、夜の部も見に来るよ。


追記:写真は臼井煙火の花火模型 横の女の子と比較するとその大きさが実感できる。