シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

自滅するシートン おかわり

(このエントリーは、自滅するネトウヨ
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20070413/1176452788 
の追加です。)

はてブコメントに、若干気になる部分があったので、一応追加します。


t-kawaseさんのコメント

赤木氏の「甘え」に対する指摘は正鵠を射ている。

arkanalさんのコメント

赤木氏を甘えと切り捨てるのならザ・アールの奥谷とどこがどう違うんだ?

自分の書き方が巧くなかったんですが、自分は「赤木」は甘えてよい、と考えています。というか、もっと甘えろ、と。
リベラルは、個人レベルの努力以上に社会的対応を重視しますし、大体、彼等の置かれている状況は「個人的努力」で何とかなる話じゃありません。
だから、「甘え」を責めるつもりなど全然無いんです。
ただ、「左翼」が「赤木」を巧く助けられない、と云って、「ひっぱたきたい」だの「銃口を向ける」だの言っても、「そりゃ、お前、怒りの向けるところが違うだろう。」とは思います。そういう意味での「やれやれ」だったのです。
ひっぱたくとか撃つとかは、小泉や竹中や本間や奥谷や宮内に言うべきでしょ?本当は。


「赤木」は「左翼」を頼っていいんです。こういう事例もあるんだから。


日本マクドナルドユニオン
http://www.mc-union.jp/index.html


アルバイト青年労働者の快挙! 赤阪仁の「やってるでー」
http://akasaka-hitoshi.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_390e.html


PAFF:すべての非正規労働者のためのネットワーク
http://a.sanpal.co.jp/paff/


労働組合、なんて「左翼的」な事はイヤ?でもね、自分も非正規労働をやってたから知ってるんだが、企業は本当に組合の存在を恐れているのよ。逆に言えば、フリーランスの個人が交渉できる事などたかが知れている。だから、組合つぶしに狂奔するのですよ。


こうした問題は実際は今に始まったわけでも、日本だけの問題でもないです。それこそ労働問題なんて100年以上前から権利拡大を巡って闘い交わされてきたわけで、その中で得てきたのが労働権。今でこそ法律にも盛り込まれているが、それさえも先人が勝ち得てきたものなわけです。それを巧く使わない手はないでしょ。違いますか。それに気付かなければ、結構悲惨だよ。


以下のサイトでは、貧困当事者のアンケートで彼等の意識が伺えるが、ハッキリ言って痛ましい。


貧乏による貧乏人根性 女子リベ 安原宏美 編集者のブログ
http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10030775664.html


同じ貧困世帯の生活保護者を非難するのだ。自分も生活保護を受けていても。
お互いがお互いを責め合っている状況で、彼等には援助者も仲間の存在も感じられない。
お互いを責めてもしょうがないのに。なのに、彼等は自己努力を口にする。
他人の助けも、公的補助も、政治への期待も持たない。


「赤木」も貧困世帯も甘えていいんです。自分たちはそのためにこそ税を納めているのですから。
恨み辛みや怒りを見当ハズレな所へ向けるんではなく、もっと他人を頼ってしまいなさい。
はてブに同感頂いた方々とも、考えが違うかもしれません。
ですが、自分の考えているのはそういうことなんです。


REVさん。

労働者は共産主義、資本家は保守、中産階級と自作農がナチスに走ったと思っていたのだけど。 

ナチスミュンヘン一揆を起こして投獄されるまでは、貧乏人の政党だったんです。ついでに、政権を取るまでは共産党ナチスは半々くらいの支持を受けていました。つまり、労働者でナチスシンパも結構いたんです。


一応、これで終了です。改めて、皆様ありがとうございました。