シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

原子力の本質

この期に及んでも原子力損切りしない安倍政権ですが、まあ、出鱈目をごり押しして、すっこみが付かなくなるのが恒例ですから、そんなもんなのでしょう。


原発20〜22%を明記 「取り組み強化」 エネ計画改定案
https://www.asahi.com/articles/DA3S13491491.html


さて、取り上げるのは、こんな状況でどうコメントするのかな?と興味を持って覗いてみた日本原子力産業協会のツイッターアカウントです。


日本原子力産業協会
https://twitter.com/jaif_tokyo


こんなアホな内容のツイートをリツイートしてました。

もへもへ@gerogeroR 5月11日 その他
蓮舫氏「安倍内閣はセクハラに耐えろと言っている」 http://a.msn.com/01/ja-jp/AAx5RrE?ocid=st

二度と少子化対策とかいうなよ。
子宝に恵まれますようにとかすらいえなくなるな。

そもそも結婚式の場でいったんであって「結婚できない人もいるとか子供できない人もいる」とかその夫婦とは関係ないやろ。

https://twitter.com/gerogeroR/status/994833757516558336

どうやら、日本原子力産業協会の中の人はこういうツイートに同調する、ということのようです(上記ツイートの何がおかしいか判らないようなら、セクハラについて真面目に学んだ方が良いと思います)。
で、思い出したのが、その昔、震災直後にあったツイートです。

ソーラーなんて女子供のエネルギー。男は黙って原子力
4:04 - 2011年3月25日

https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/51237901870182400

ソーラー、というか再生可能エネルギーが世界的に拡大し、投資も爆発的に拡大している現在、


世界の新設発電、3分の2は再エネ IEA、世界の再エネ見通し発表

国際エネルギー機関(IEA)は4日、世界の再生可能エネルギーの見通しを発表した。2016年に世界で増えた発電量の3分の2を、太陽光発電や風力などの再生可能エネルギーが占めた。中国や米国、インドを中心に今後5年間で再エネ発電能力は43%増えるとみられる。世界の関連メーカーが増産などの対応を急ぐなか、日本企業の存在感は薄れている。
 報告書「Renewables2017」を発表した。16年の再エネの新設量は1億6500万キロワット。けん引役は太陽光発電の7400万キロワットで15年比50%増だった。電源別の新設量で、太陽光は石炭火力などを上回り初めて首位となった。
 再生エネは今後も成長する。22年までの増加量は10億キロワット。これは「現在の世界の石炭火力発電の能力の半分に相当する量」(IEAのファティ・ビロル事務局長)。
 背景には、中国やインド、米国における新設量の拡大と、再エネの発電コスト低下がある。
 新設した太陽光発電の半分を中国が占めた。環境対策として政府主導で進めるなど、「再生エネで疑いなく世界を主導している」(IEA)。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21867490U7A001C1X93000/


苦笑するほかない。これほど先の明らかだった優良投資の予測を外す、というマヌケな金融屋(こんなんで本当に金融屋が務まるのか?)のツイートですが、彼の人が性犯罪を唆すような本を出したのは記憶に新しいところです。


大学生を性暴力に走らせ得る「恋愛工学」に危機感を持つべきだ
https://www.excite.co.jp/News/smadan/E1482310187071/


原子力というものに肩入れする人のメンタリティというのは、“女子供”を侮るようなものかもしれません。
安倍政権、というか、自民党原子力に執着するのも納得です。
では。