シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

自転車入門


自転車の練習 ヘボメガネ一進一退

http://d.hatena.ne.jp/hebomegane/20071225/1198590878

自転車を乗りこなすようになるには少しだけコツがある。怖がって恐る恐るでペダルを漕いでいたんじゃ推力が無いからバランスが取りづらいんだ。怖くても勇気を出して力強くペダルを踏み出さないとなかなか最初はバランスが取れるものでは無い。未だ自転車に乗ったことの無い女の子には、それが分からないんだろうな。


細かい話はおいといて、子供に補助輪無しの自転車を教えるにはコツがある。
それは、

・ペダルを外してしまうこと


まず、サドルに跨って、足で地面を蹴り、前に進む感覚を掴ませる。バランスを取れないと、それさえも出来ない。いきなりペダルを踏みつけるのは案外難しい。いっぺんにやらすのは酷というもの。
バランスを取って進む事と、ペダルを踏む事、は分けて教える方が良いのだ。


で、ブレーキを使って止まる事を学ばせる。
バカにしちゃいけない。ブレーキを握って止まるのは、慣れないものには難しいことなのだ。
足で地面を蹴り、ブレーキで止まる事が出来るようになったら


今度は曲がる事を試させる。足で蹴って進む事が出来るようになったら、バランスを取りながらハンドルを切って体を傾ける事は、それほど難しくは無くなっている。
そこまでたどり着いたら、はじめて


・ペダルを付ける


でも、まだいきなり踏んで進ませなくてもいい。
出来ればゆるい坂で、無ければ平地で後ろから押してやり、慣性で進んでいる間にペダルをゆるく踏ませる。力を入れさせるとコケる。
これを続けると、バランスを崩さない範囲でペダルを踏む、感覚が身に付く。
あとは本人に任せればいい。コケて泣き出す事もあるだろうけど、一旦、前に進む感覚を掴ませれば、子供の覚える早さは、大人の想像以上だ。


子供に何かを教える時に大事なこと。それは


・適当なステップを用意する。
・二つ以上のステップクリアを同時に要求しない。


ことだ。
このやり方は、自転車に乗れない大人にも有効なのです。乗ってみたいと思う方は、お試しあれ。