こんなゲスい商売放っておいていいの?
給与即日払い提案拡大 ペイミー、1年で社員倍増 営業・顧客サポート充実
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00530380
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ペイミー(東京都渋谷区(略))は、今後1年以内をめどに従業員を8月下旬に比べ約2倍の40人程度に増やす。給与即日払いサービス「Payme(ペイミー)」の提案や既存顧客のサポートを強化する狙い。同サービスの利用データを求人に活用するといった新規事業の検討も進める。Paymeの利用者数について、2021年6月期に8月下旬の約15倍にあたる200万人を目指す。
Paymeを利用する企業の従業員は、給料日の前であっても、それまで働いた分の給与を即日受け取れる。ペイミーは給料の日払いが可能な点を訴求し、人手を確保したい飲食業や人材派遣業などの需要が伸びるとみており、直近で問い合わせも多いという。新規導入を検討する際に対面で話を聞きたい企業が一定数いるといった点を踏まえ、自社の営業やサポートの体制を強化する。販売代理店業者の拡大も検討する。
今後はPaymeのデータを活用した事業も模索する。例えば高校生時代に地方都市で喫茶店のアルバイトを3年間務めた人が大学進学で上京した際、その人にカフェのチェーン店での仕事を紹介するといった流れを想定している。
学生は経験者としての高い賃金がもらえ、企業側は採用の効率化につながる可能性がある。ペイミーは自社サービスの利用が広がれば、こうしたデータビジネスが進めやすくなると見込む。
(2019,9,10 日刊工業新聞)
これって、給与即日払い、って謳っているけど、実質、「給与を担保にした貸金」だよね?この会社のサイトを覗いてみたら、「企業様の負担はありません!」みたいな売り文句が並んでいたけど、従業員側から手数料を取っていることはちょっとしか書いていない。そりゃ、企業にはお得だろうよ。従業員側に貸し付ける、という形なんだから。
従業員だって手数料取られても、即日現金が受け取れるというメリットがあるんだ、みたいな意見を持つような人もいるかもしれない。
でも、それは即日払いを受けなくても月給でも生活出来る、という状況ではない、ことを示しているのだ。本来であれば、月給で充分に生活が成り立つだけのゆとりを生み出せないようなら、労働対価としては足りないのである。
このペイミーという会社のサービスは、カツカツで暮らす人々が自転車操業に陥っている状況に付け込んでいるのだ。
どうみても、闇金業、カウカウファイナンスかシシックにしか見えない。
しかも、恐ろしいことを書いてますよね。働いた経歴を使われて就職先斡旋ですか。この記事自体、「高校生時代に地方都市で喫茶店のアルバイトを3年間務めた人」なんて書いてますけど、それってかなり生活に困窮していることを示しています。女性だったら、弱みに付け込んで風俗へ売り飛ばそう、という魂胆にしか見えません。それ以上に、個人情報保護法的に良いのか?
ちょっと検索したら、こういう“給与即日払いのサービス”って結構あるのですな。
弱者を食いものにする商売といえば、パソ中平蔵が頭に浮かぶわけですが、日本中が弱者を食いものにする“闇金ウシジマくん”世界になっているのかもしれません。そりゃ、経済も縮小するわけです。
少なくとも、“給与即日払い”企業を利用している企業は、ハッキリとブラック企業と言っていいと思います。こうしたところで働くのは止めましょう。
人手不足のおり、こうしたクソ企業を選ばなくても大丈夫でしょう?
では。
では。