シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

石井氏にご挨拶

石井氏にコメントを頂いた。ちょっと、手間取りそうだったので、エントリーとさせて頂く。

どうも、本人です。
 一読いただいてありがとうございます。
 ただ品のないコメントを羅列なさっているので、真面目な対応は控えさせていただきます。建設的なコミュニケーションは生まれなさそうなので(苦笑)。

自分の文体を見て、“品のないコメントを羅列”と評すなら、それはそれでまったく構いませんが、これは簡単に言ってしまえば修辞として使っただけです。
普段、どんな文体でブログ書いているのか、幾つか見てみるだけでも判った筈なんですけど。


で、なぜ“品のないコメント羅列”で書いたか、といえば、石井氏の文に対する当てつけです。
どういう事かといえば、この「『舶来品信仰』と温暖化問題〜COP13の問題点を読み解く」
を一言でいってしまえば、
「自分たちは経済的不利益を被りたくないから、COP13の提言に対してごねまくろうぜ」
なわけで、それを自民党議員の言葉だか、日本の近現代史、その認識も隙だらけなわけだが、だかを持ち出してまで露骨さを薄めたのがそっくり透けて見えた訳なのですよ。
で、こうした衒学趣味なデコレーションは自分もよくやるわけですが、その手法を用いて腰の引けた文をそれっぽく見せようなんて性根に腹を立てたわけです。


だからこそ、自分の文の中には

少し、真面目な内容について書けば、

って書いてるわけで、全体がアオリっぽいのは当然こちらも承知しているのです。
正直に言って、物書きが仕事なのですからその程度は見越すだろうとおもってたのですが

建設的なコミュニケーションは生まれなさそうなので(苦笑)

であればね。こちらもムリに付き合う義理はありませんし。


詳しい話は別の機会にしますけど、日本の産業界のお偉方ってのは


「無理と云うな!為せば成る」
だとか
「出来ると信じれば、何でも出来る!」
なんて話をするのが好きですよね。大概は部下へ向けてのハッパですけど。
ビジネス書関連の「自己啓発本」なんて、この手の言葉の正当化のためにあるような気さえします。
で、「無理が通れば通り引っ込む」の言葉通りの状況がとりわけ労働環境には見受けられるわけです。


なのに、なぜか環境対策や賃金上げ、などになると
「無理」「出来ない」「不可能」
って言葉を吐いてしまうわけです。見事なダブルスタンダード
環境対策、賃金上げに対してだって、
「無理と云うな!為せば成る」「出来ると信じれば、何でも出来る!」
と突き進めばイイと思いますよ。その方がよほど周囲の理解も得られるでしょうに。


というわけで、COP13の交渉に関して、日本が「化石賞」贈られるのも当然だと思いますね。