シートン俗物記

非才無能の俗物オッサンが適当なことを書きます

映画

バイオハザード3

ラクーンシティーにおけるT-ウィルスの蔓延は核攻撃まで行うことでかろうじて食い止めたに思えたが、ウィルスは全世界に蔓延。アンデッドが際限なく増え続け、世界は滅亡。辛うじて生き延びた人々は大都市を避けつつ安住の地を求め旅を続けていた。

キサラギ

自殺したアイドル如月ミキ。彼女の一周忌を偲ぶために集まったのは、互いに顔も知らないBBSで知り合ったファン5人。生前の“キサラギ”の思い出を話し合うはずが、思わぬ方向に事態は進んでいく・・・。 劇場で驚いたのが、観客の数。平日の夕方にもかかわら…

ヘアスプレー

1962年のボルチモア。おデブだがポジティブな女子高生ステーシーのお気に入りは地元の人気TV番組「コニーコリンズショー」。番組のダンスメンバーに加わる事を夢見る彼女はひょんな事から願いが叶い、番組の人気者に。しかし、TV局内では陰湿な人種差別がま…

キングダム/見えざる敵

1991年の湾岸戦争以来、サウジアラビアはアメリカ軍の駐留を受け入れ、復古主義者の憎悪を買う事になった。皮肉にもアメリカが旧ソ連に対して育成したアフガンゲリラ残党がアメリカに牙を向けるようになる。アメリカは世界最大の産油国であるサウジアラビア…

テルモピレーに死す

面白いんだか、面白くないんだか今ひとつ判りづらい「300」。 自分が習った世界史だと、テルモピレーの戦い、はスパルタ陸軍がペルシャのギリシャ遠征軍に完敗(=全滅)した戦い、だった。まあ、ペルシャ戦争だと主として取り上げるのは、どちらかといえば…

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド

人気シリーズの第三弾。前作で死んだジャック・スパロウは?ウィルとエリザベスの恋の行方は?“さまよえるオランダ人”ディーヴィー・ジョーンズは?海賊と東インド会社の対決は?全ての謎が今明かされる。

「東京タワー」で泣けるか?

東京タワーの劇場公開で、CMが頻繁に掛かっている。気になるのが、鑑賞者の「泣けました」のコメント乱発の部分。もちろん、鑑賞者が「泣ける」事に文句を付ける気は無いんだが、CMのポイントに「泣ける」を置くことには違和感がある。 身内が亡くなったり、…

ブラックブック(若干ネタばれあり)

奇才ポール・ヴァーホーヴェンが第二次世界大戦におけるオランダを舞台に撮った作品。オランダ出身のヴァーホーベンが、自らの生き方を決めてしまったという戦争を撮るため、故国へ戻って製作した。

ボビー

シネギャラリーで短期間の上映にも関わらず、客の入りはまばらだった。 エミリオ・エステベスが監督、ハリウッドスター勢揃いという豪華な作品。1968年のロバート・F・ケネディー(ボビー)暗殺と当時のアメリカを覆う閉塞感、その中でボビーに期待を掛けた…

ダーウィンの悪夢

あちこちで取り上げられてた「ダーウィンの悪夢」が、ようやく静岡でもシネ・ギャラリーで公開されたので見てきた。客入りは、普段のシネギャラと比べても5分の入り、というところ。静岡では環境問題に関する関心が薄いのが気になってはいたのだが。 映画は…

オリジナル・南京 南京事件否定論者の素顔

短大生バラバラ殺人 地検が「一部週刊誌はウソ」 東京・渋谷区での短大生バラバラ殺人事件で、東京地検は2007 年2月5日、短大生の兄である予備校生・武藤勇貴容疑者を殺人と死体損壊の罪で起訴した。また、同地検は一部週刊誌が「勇貴容疑者の妹への性的関心…

南京の真実?

南京陥落70周年の今年 (平成19年・2007年)、米国サンダンス映画祭にて、南京「大虐殺」映画が公開されました。 さらに、中国、カナダ、米国等で計7本の南京「大虐殺」映画製作が予定され、全世界で公開されると言われています。歴史的事実に反し、誤っ…

父親たちの星条旗

硫黄島の擂鉢山山頂に掲げられようとする星条旗の写真は、誰でもが一度は見たことがあるだろう。第二次大戦を取り上げた文献や番組でお馴染みだ。 クリント・イーストウッドが、その栄光の歴史、に踏み込んだ映画を撮った。 第二次世界大戦末期、日本を直接…

ゲド戦記(ネタばれあります)

ゲド戦記見てきました。希望していたわけでは無かったのだが。 周囲からチラホラ前評判は伝わってきていたので不安ではあったのだが、いざ本編が始まると不安的中。

ダヴィンチコード

秘密に大きさなどあるはずがない。いくら大きな秘密と叫んでみたところで、暴かれてしまえば所詮はちっぽけな秘密にすぎないからだ。あるのは空虚な秘密、すぐに漏れてしまう秘密、だけなのだ。(中略) 真の奥義を伝習された者は、秘密の中の最強の秘密が中…

ミュンヘン

上映時間3時間の堂々たる大作だが、時間はまったく気にならなかった。 あちこちで指摘されている通り、舞台こそPLO活動の盛んだった70年代だが、9.11後のアメリカの政策がテーマになっている。 「相手の攻撃に報復する」からエスカレートして「攻撃してきそ…